塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

さようなら、バドウ

2010-02-25 13:21:47 | 日記
 24日の長野パルセイロ公式ホームページによると、前指揮官バドウ・ヴィエイラは、クエートもしくはカタールで指揮を執る形になりそうです。ちなみに今日長野を離れるということで、僕は彼の残した練習場での姿、ホームゲームでの姿、インタビューに答える姿を思い返してみました。
 もしかしたら2度とバドウに会うことはできないと考えると、とても感傷的な気分になってきます。

 僕が感傷的になっている背景には、僕が身近で触れたはじめての外国人監督がバドウであったことが理由のひとつだと思います。プロとして契約を結んでいる以上、契約の更新がされなければ、日本人であろうが外国人であろうが、選手だろうが監督だろうが次の職場を探さなければならない。

 でも外国人の場合僕らが2度と出会うことも、会話することも、握手することもできなくなるかもしれません。恐らく僕達ファンがこれからプロを目指すクラブをサポートする際、こうしたセンチメンタルな感情を排除する必要があるのでしょうが、僕の場合なかなかうまくいきません。

 これからパルセイロも戦力補強を日本人だけでなく、外国人選手にも手を伸ばすことになるでしょう。
 その時パルセイロのオレンジを纏った選手達が、長野や千曲の事を好きになり、クラブを去っても時々思い返してくれるような、そんなサポートをすることも僕達ファンの役目のような気がします。

 幸運にも日本にはアルゼンチンに良く見られる、クラブに無料チケットを要求するファンや、欧州のように暴力行為に訴えるファンを排除できる自浄作用があると思いますから、こうした「敬意」あるサポートは可能だと思います。
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