塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ビアンチの就任がリケルメの復帰を後押しか

2012-12-21 01:02:29 | 日記
 「クラブを超える選手はいない」

 この方針の下、近年のユナイテッドはクラブの調和を乱したと目された選手、移籍希望の選手を容赦なく売却し
てきました。

 ヤープ・スタム(オランダ代表)
 ロイ・キーン(アイルランド代表)
 クリスティアーノ・・ロナウド(ポルトガル代表)
 デイビッド・ベッカム(イングランド代表)

 これだけの主力を売却してもクラブが弱体化せず、常に覇権を狙えることは本当に凄い事で、近年主力の売却に
より競争力が低下したアーセナルとの違いがここにあります。

 ファーガソンの思惑は

 「必要以上に選手の存在が大きくならないこと」

 にあり、だからこそ移籍市場での振る舞いでは謙虚な姿勢を崩さないギグス、スコールズを手放す事がありませ
んでした。

 インテルがギグス獲得に熱を挙げていた時期があったのです。

 ボケンセ待望指揮官カルロス・ビアンチが復帰したことで、彼らが思い描くこと、それは

 「リケルメの帰還」

 です。

 マラドーナですら成し得なかった銅像の建立が許されたほど、リケルメはファンから愛されており、彼らは常に
リケルメの側に立ちますから、ボカの上層部はリケルメの存在が

 「うっとおしい」

 事この上ないのです。

 しかし再びリベルタドーレスを制覇し、クラブ・ワールドカップに出場するにはリケルメとビアンチの復帰が一番
簡単だと判断したのでしょう。

 もしこれがユナイテッドならば

 「主力が抜けても大丈夫」

 となるのでしょうが、ボカの場合ですとここまで情け容赦ない決断は、上層部の印象を悪くするだけの代物でしか
ないのです。
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