ラダメル・ファルカオが現段階でワールドカップ出場が危ぶまれる中、プーマはきっとマリオ・バロテッリをプッシュすると思います。
プーマが契約する選手の中で最も広告に起用されているのが、セ、じゃんルジオ・アグエロとセスク・ファブレガスですが、アルゼンチン代表とスペイン代表は優勝する力はあっても、彼らと比肩する選手が数多くいます。
一方のイタリアは、テクニカル・スポンサーそのものがプーマですし、バロテッリは故障、病気さえなければプランデッリは確実に彼をブラジルに連れてゆきます。
アンドレア・ピルロは今なおイタリア最高の選手であり、ジャンルイジ・ブフォンとジョルジョ・キエッリーニも、バロテッリと同様にプーマの契約選手です。
しかし、彼らの実力をもってしても
「スーパーマリオ」
というニックネームを持ち、その豊かな閃きに関してはさすがに多くを委ねる事になるでしょう。
中盤をモントリーボ、ピルロが支え、前線のカッサーノとバロテッリがゴールを奪う形になるのでしょうが、2002年の3-4-1-2のような守備偏重にはならないと思います。
イタリアに限らず、優勝を狙う国は
「ベスト8、ベスト4を見据えて練習する」
のが当たり前で、だからこそグループリーグで手痛い敗北を喫するかもしれません。
イタリアは2006年優勝国でありながら、2010年がグループリーグで敗退という無様な姿をさらしましたから、同じ事をプランデッリが繰り返すわけにはいきません。
スーペルマリオが本当に
「スーペル(スーパー)」
ならば、彼が一段階い頂きにアズーリを牽引するはずです。