ジョウビタキ ♂、11.03.20.撮影。中国西部からウスリー、サハリン一帯で繁殖、冬鳥として日本に渡来、主に積雪の少ない地方で越冬、春はツグミ等より早く渡去と云われていますが本年の気候は殊のほか寒い、まだ居て姿を見せてくれるかも(案内図鑑などによれば4月頃まで、或いは3月位までとまちまち)農耕地周辺、川原、明るい林のヘリなど明るい開けた環境で棲息、人に恐れを抱かず気易い鳥でございます。日本での繁殖例では1983年に北海道大雪山ろくで確認された事があるそうで御座いますがその後は音沙汰なし。この小さい体約15センチで海を渡ってくると思いますととにかく生きると云う事は大変、しかしまたみんなと一緒に海を渡り日本で新天地に到着こだわらずに生きて行く、こんな小鳥でも何とかそうしている姿にある種の感動を感じます。日本へ渡ってくるときはほとんどが夜間と聞きますが昼間海上を渡る姿を船上から観察された方によりますと時速30キロ位、海面から約2メートルの高さで懸命な飛翔であったそうでございます。撮影者 Sさん
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