それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

イタリア人のピザ

2011-11-23 23:47:25 | イギリス生活事件簿
イタリア人が作ってくれたピザを食べた。

本当は週末の予定だったのだが、週末から僕は家をしばらく空ける予定なので、急きょ今夜になった。

これはこの間のラーメンのお返し。

このイタリア人の彼女は何というか、すごいラテンのノリで全く期待を裏切らない。

ギリシャ人の友人のキプロス人も呼んで、いよいよ南欧全開の我が家。



生地を作って発酵させる。

思いっきり膨らんだ生地をオーブン用の鉄板に四角く延ばし、その上にソースと具を乗せて焼く。

焼き上がった生地は優しい甘さで、ふっくらしているがパンよりもしっかりしていて、はじっこは期待通りカリッとしている(クリスピー感)。

そこにトマトソース(そこには小さじ一杯の砂糖が隠し味として足されている)とチーズ。

酸味とコクが生地との相性抜群だ。

用意してくれた白ワイン、ビールとともに飲んだり食べたり。

とにかくピザはお酒がすすむ。

最後はイタリア式の濃厚なコーヒー。豆もイタリアで買ったものだ。

そこにお湯で溶いた砂糖を入れて飲む。

思ったよりも苦味が少なく、程よい酸味と甘みが楽しめる。



クリスの好意で、彼のオーディオで僕の集めた音楽をかける。

ビル・ウィザーズの「ラブリー・デイ」をイタリア人の彼女がやたら気に入る。

なんて良い趣味!!

このイタリア人の彼女を一言で言い表すなら、良い意味で、ラテンのおばさんノリとでも言えようか。

明るく、よく話し、感情豊か。イタリア語訛りの英語は耳に心地よい。

ふたりで話せば、うまいタイミングでボディタッチが入る。これぞラテン。

日本ではボディタッチがうまく出来たら、すごい女性だと思う(間違いなく男性の勘違いを惹き起こすだろうが)。

イタリアに感心しきりで、いつか行かなくてはいけない国かな、と思ったり。

お師匠がいる時には全く行く気がしなかったイタリアだが、今のプロジェクトが本当に一段落したらちょっと行ってみたいと夢想する。

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