思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

地球に残る者、去る者

2016-11-25 14:44:24 | 思想、哲学、宇宙論

http://gelyumenikki.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-a6f7.html



先週から上下巻で読んでいる本がある。

「黎明」葦原瑞穂著 2001年太陽出版刊

ネット書店で書評を読むと、絶賛する声が多い中で僅かながら疑問を呈する書評も見られる。

自分で読んでみてなるほどと思った。スピ的情報の集大成的内容で大変よく纏まっているのだが、文章が冗長。
著者御自身のオリジナル体験も所々に載っている一方、自身の悟りなのか他者情報の解説なのかが判然としない。
明らかな引用部分は確かに出典を附してはいるのだが、独自の用語や概念があり章によっては一気に読むのに骨が折れる。
従って興味を覚える章を優先的に読んでいる。

今回は、すでに過去記事でも取り上げている、地球の波動上昇に伴って人間がどうなって行くかというテーマ。
「地球の変容」という章に興味深く語られていたので、引用転載して紹介したい。

「浄化の作業が完了して、地球のヴァイブレーションの総体が物質体を維持できる臨界点に達し、地球はその表現領域をエーテル・レヴェルに移行します。幽界はこの時点では既に相対的に高い波動領域を残して消滅しており、(地球は)最終的には各波動領域の媒体が、その時の地球人類の意識の総体を反映したところで安定します。」(一部略)

その過程に起こってくる外界の出来事は「見る人のヴァイブレーションに全面的に依存する、、、つまりその人の意識状態に因ってそれぞれ異なった現象になり、そのひとつひとつのドラマが、地球の変容の過程の各側面を構成することになります。」そうだ。

このドラマは大まかに二つの方向に分かれて展開する。

一つは「意識が地球の変化に同調して変わって往く人」の場合
・・・・・外界との相対的な関係は変化せず、最初のうちは何も気がつかない。時間の経過により「ヴァイブレーションの上昇に伴って、自己の意識がどんどん高揚して往くのが感じられ、心は次第に至福感に満たされて、感覚や想念のはたらきが鋭敏、明晰になって往くのが判ります。外の世界の風景は色彩が鮮やかになり、明るさを増して、(略)全てのものが躍動する生命そのもで在り、自分も含めた全体が一つで在ることが、ある程度の実感となって判るようになってきます。」

もう一つは「今回の地球の転換期に現象としての困難がある人」の場合
・・・・・「不調和で利己的な表現を止めない未熟な人達や、固定観念に深く囚われている人達、想念が重くてヴァイブレーションの変化に付いていけない人達は、(略)(これまでの文明期の終わりですと、このような人達が地上で肉体を失ったとしても、低いレベルの幽界に留まってカルマの清算をしてから、再び地上に転生してくるといった道が残されていましたが、今回は徹底的に地球の浄化が行われるために、地球生命系のアストラル&メンタル・レベルの媒体も(すなわち幽界)、ヴァイブレーションの低いものは完全に消滅します。)
波動が合わないために地球圏では表現する世界がなくなり、未来の地球上への転生も不可能になるので、宇宙の中でも相当に重い波動領域に表現の場を持つ天体の中から、自分の成長の目的に見合った表現の世界(他の天体)を選んで転生して行くことになります。」

長々と冗長な文章を引用転載してしまったが、この時代にあっては重要な概念であるのでしっかり理解したい。

私達は、自分の心のあり方次第で、地球に残るか、去るかが決まる分水嶺にいるようだ。




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