~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんの思い

2017-08-17 18:50:06 | 日記

今日は朝から、今までやった初女先生の講演会の

書類などを整理していました。

2009年の2月7日の逗子の講演会から2016年の

ランディさんの「いのちのエール 初女お母さん

から娘たちへ」までのもので、すごい量でした。

初女先生からのfaxがあり、読むとぐっと来たの

ですが、そのfaxの沢山なことにもびっくり

しました。

懐かしい初女先生の字…

夜10時過ぎか、朝早く来るfaxは決まって

初女先生でした。

先生、寝ているのかしらと心配したこともあります。

私が、先生に送ったものも残っていて、何だか

往復書簡のようです。

この沢山のfaxは、いつかゆっくり読もうと

思いました。

ランディさんとの対談の時のプログラムに載せた

初女先生の詩を、このブログにも数回も掲載

しましたが、何度読んでも心に響くので

今日も載せます。

初女先生の思いが届いて来ます。

 『私たちは今、混迷の時代を生きています。

  気持ちがささくれだつときもあります。

  でも、どうぞそこから逃れないで。

  自然のままに受けとめて。

  芯が一本通っているのであれば、

  ゆれ動いても、いいではないですか。

  結果ばかりを急ぐ事はないでしょう?

  ”今のあなた”ができることを

  続けていけばいい。

  小さいと思われることも。

  ひとつひとつ、大事にしていけばいい、

  今、私がのぞむのは、「展開」ではなく

  「融合」です。

  支え合って、とけあってこそ、

  大きな流れは生まれるものです。

  多様なものが、多様なまま共に生きていく

  「生物多様性」という言葉の意味を考えながら

  生きることが、未来を切り開くことに

  つながると私は思うのです。

  人にも、ものにもいのちがあって、

  そのいのちが響きあう中で、

  私たちは生きています。

  人に

  自然に

  感謝する心を忘れないで。

  それが私の願いです。

  雪深い里から

  私は今日も

  祈りの鐘をならしています。

                佐藤 初女』



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