~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

石内都さん~深き森

2014-09-13 23:54:36 | 日記

スタッフ会議のあと、実家へ向かおうと東横線に乗りました。

同じ方向のNさんと話していましたが、ふと前の座席を

見ると、どこかで見たことがある方が座っているのです。

どこでお会いしたかしらと、思っていると「都さん…」と

言う名前が浮かんできたのです。

ところが、苗字が思い出せないのです。

迷いに、迷いまいましたが、勇気をだして

「失礼ですが、都さんですか?」と、お声を掛けると

その女性はちょっと驚いた顔をされ「そうです。

よくわかりましたね。」と、言われたのです。

 あの原爆に倒れた少女たちが

あの日あの時着ていた服を写真に甦らせ

「ひろしま」を撮った写真家の石内都さん

だったのです。

著名な方に、いきなりお声をかけるなんて、

初めてのことでしたが、石内さんがかもし出して

いた、静かな雰囲気にすっと自分が入っていって

しまったのです。

石内さんの「ひろしま」に、私も息子もどんなに

衝撃を受けたかと、お伝えしました。

そして、気がつけば、石内さんに「深き森の語らい」の

チラシを、お渡ししてました。

その上、初女先生のことを語たったりしていたのです。

明日、ニューヨークに行かれると言われる石内さんは

丁寧にチラシを畳んで鞄に入れられました。

この偶然の出会いは、一体なんでしょう…

石内さんの持っている静けさを思うと、この人の

心にも「深き森」があるような気がしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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深き森の語らい~田口ランディ

2014-09-11 22:24:51 | 日記

今日、ランディさんが3回も、逗子の初女さんとの対談の

ことや、初女さんのことをツイッターにのせて下さい

ました。

今、その言葉が静かに心に降りて来て、深い感動の

中にいます。

ランディさんが「春秋」に書いた文章を読み、この方は

初女先生が、今まであまり語られなかった深いところを

聴ける方だと思ったのです。

対談が決まった後、ランディさんは「私と初女さん

かみ合わないんだよね。」と、笑ってました。

私は、「かみ合わなくていいんです!」と、答え

初女先生は「あんまり打ち合わせをしないほうが

いいね。」と言われました。

『深き森の語らい』この対談の行くへは、誰にも

分からず、ランディさんも私も「たのしみ~」と

わくわくしてました。

でも、私はランディさんなら私達が気がつかない

初女先生が語りたくて語れなかった部分を

聴いて下さるという思いがありました。

今日のツイッターを読み、私の直感は確信へと

変わって行きました。

 『初女さんとは10年以上のおつきあい。

 生活は信仰であるという初女さんの心が

 少し理解できるように、生きることの尊さを

 お聴きできたら

 

  初女さんは、弘前の森の中にいて日本中から

 訪ねてくる悩みを抱えた人たちのお話を聴き

 おむすびをにぎってくれる。

 ただ、それだけのことを続けている。

 若い頃は「初女さんも人の話しばかり聴いていたら

 疲れるでしょう」と聞いたことがあった。

 聴くということが、まだ何もわかって

 いなかったんだと思う。

 

 あまり語ることがなかった初女さんの人生を

 貫いている「祈り」「神さま」「信仰」について

 伺ってみたいと思っています。

    田口ランディさんの9月11日のツイッターより』

11月24日の対談が、心から待ち遠しくなりました。

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チラシが繋ぐ

2014-09-09 22:40:03 | 日記

今朝、電話が鳴ってFAXが届きました。

見ると、初女先生からでした。

「 『深き森の語らい』が届きました。シンプルで

しかも伝わってまいります。とてもいいですね。

感じるまでに表現できないのが残念です。」と

書いてあり、このところ毎日 森のイスキアに人が

来るのでお渡しいたします。と、ありました。

田口ランディさんからもメールが届き、

矢作直樹先生主催の講演会があるので、チラシを

持って行ってくださるとのこと

お二人のご好意が有難くて、有難くて…

初女さんと田口ランディさんの対談なんて、来たい人は

沢山いるはず!と、思っているのですが、

主婦の私の発信は、どうやっても小さくて

なかなか届きません。

でもHP「森のこもれび」を見た人が、情報を

発信し始めてくれています。

初女先生やランディさんの思いや言葉を必要と

してい人の処には、きっとこの講演会の

お知らせが届くはずと、思えるようになりました。

初女先生からのFAXの最後に、「取り敢えず

およろこびを」と書いてあり、

一つひとつが喜びに繋がいる気がしました。

今日、鎌倉の市場のパン屋さんにチラシを

お願いに行くと「初女さんとランディさんか

行きたいなー」と言われた途端に、疲れが

飛んで行きました。

チラシが、ジワリジワリとチカラを発揮して

きました。

満席になることを信じて、頑張ろう…

 

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「悲」に思う…

2014-09-08 19:29:47 | 日記

私のブログを見て、大阪から京都に「書」を見に行って

下さった方からメールを頂きました。

『 「悲」 を百枚以上書く間の気持ちを、ブログで

読ませて頂きましたが、墨の点々がずっと繋がって

いるのが、「悲」を書こうと決めた時までの長い長い

時間の様な気がしました。

「悲」の書を見たら、泣くだろうと思って行ったのですが

泣きませんでした。

真っ直ぐな線に強いものを感じたからでしょう』と

書かれていました。

私は、随分長い間自分の中の悲しみが忌み嫌う

ものとしてありました。

悲しみがあることは、立ち直れないことに

結びついていたからです。

今回、「悲」を書きながら、書の方から私の中の

「悲」を問われて来た気がしました。

そして、悲しみに支えられてきた自分がいたことに

気がついた時、その悲しみは息子そのもので

あったことに気がついたのです。

その時から「悲」を書きながら、心が楽しく

なったのです。

悲しみに感謝しながら書いていました。

私の書を見て強いものを感じて下さった

というお言葉、本当に嬉しく有難く

息子が「お母さん、よかったね」と言って

くれてる気がしました。

有り難うございます!

これからも精進して書いて行きます。

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悲しみと向き合う

2014-09-06 22:14:46 | 日記

朝4時半に起きて、早朝割引で京都まで日帰りして

きました。

京都市美術館の墨人展に出した作品を観に行く為に

です。

今回の作品は『悲』です。

先生方に「どうしてこんなに筆が変わったの」と

聞かれ、自分でも考えてみると、最初は私の

通って来た深い、慟哭の悲しみを書こうと思って

格闘していたのですが、『悲』と向き合い書いて

いるうちに、この悲しみによって今の自分が

あるのだと思ったら、悲しみに感謝の気持ちが

湧いて来たのです。

その時から筆が変わり、作品が明るくなったのです。

希望のある悲しみだと、言って下さった方もいます。

どん底のような悲しみと、目をそらさず向き合い

続けると、そこから光が見えてくるのかも

しれません。

悲しみを悲しみのまま終わらせたくない!

息子を亡くした後に、いつも私の心には

その言葉がありました。

今回、100枚以上大きな筆で『悲』を書き

今ある、自分の中の悲しみと向き合った時

悲しみに対する感謝が生まれてきたのです。

それが私の希望のある悲しみだったのです。

この悲しみが、いつか慈悲へと繋がっていくの

だろうか…

悲しみもまた、天国の息子からの贈り物だろうか…

 

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深きチラシ

2014-09-04 22:44:06 | 日記

今日、、仕事から帰ると待ち待ったチラシが届いて

いました。

パソコンで見たよりずっと深みがありました。

タイトル「深き森の語らい」が立ち上がってくるような

チラシです。

やわらかく微笑むランディさんと深い眼差しで

何かを考えているような初女先生

時間がかかっただけ、深さが増した様な感じが

するチラシ

いつも、チラシに力をもらい、スタートする

初女先生の講演会ですが、今回は今まで以上の

パワーで背中を押された気がします。

一人でも多くの人に、このチラシを手渡したいと

強く思いました。

先ず、初女先生とランディさんにチラシを

送り、スタートです。

さあ、深き森のはじまり始まり…

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心の傷

2014-09-03 23:12:07 | 日記

夜、姉から電話がかかってきて、母のことを「まったく

お母さんは、しようが無いよ」と、あれこれ話して電話を

きると、息子が「あんたたちは仲がいいね」と言うの

です。

そうか、お兄ちゃんがいない淋しさを、こんなところ

からも感じているのかと、何だか切なくなりました。

兄と兄弟けんかをしたことも、一緒に遊んだことも

もう、記憶の彼方に消えようとしているのかも

しれません。

そういえば、長男が亡くなってから私たち家族は

一度もアルバムを開いていないのです。

やっぱり、それは心の傷の深さかもしれません。

でも、心に傷があっても、いいんだよ!って思える

のです。

心に傷があっても、前を向いて歩いていけるし

しあわせ!って思えることも沢山あるし…

どうしょうもなく悲しくなることもあるけれど

だから不幸とは思えない…

いつか息子に話して聞かそう

お兄ちゃんとめちゃくちゃ仲がよかったことを…

 

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平和は一人ひとりの心から

2014-09-02 22:36:32 | 日記

新聞に載っていた投稿が心に残っています。

先日、亡くなられた米倉斉加年さんの「おとなに

なれなかった弟たち…」という作品が、中学の国語の

教科書に載っているそうで、授業の最後に生徒

一人一人に米倉さんへの手紙を書いてもらい

出版社に送ったところ、米倉さんからお返事が

来たそうです。

その手紙には「私たちは過去の歴史に学ぶことで

未来を創ることができるのです。

戦争のない世界とは、あなたのクラスから

いじめがなくなることです。それが世界平和への

第一歩です」と、記されていたそうです。

本当にそうだと思います。

平和と言われると、自分一人に何が出来るのか

と思いますが、ダライ・ラマも言われていたように

平和は一人一人の心の平安から生まれると言う事

平和を愛し尊ぶ心を育んでいかなければと、

最近強く思います。

元自民党幹事長の野中宏務氏は「戦争が

どれだけ深い傷痕を国内外に残したか、もっと謙虚に

あの時代を検証してほしい。

戦争が繰り返されたら、我々世代のつらい経験は

『無』になってしまう」と、言われています。

今、日本は平和ボケと言えない流れになって

きました。

平和は一人ひとりの心の中からということを

しっかり心に刻まなければと思いました。

 

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いよいよ9月

2014-09-01 17:23:35 | 日記

今日から9月です

暑かった時は、11月の講演会がずっと先のことの

ように思われていましたが、9月に入った途端

11月24日がすごく近くに感じられます。

555席、満席を目指します!と、田口ランディさんに

言ってしまいましたが、555とは大変な数です。

「どうしよう~」と言っていたら、スタッフが

「直さん、GO.GO.GOよ!」と言うのです。

イケイケイケ、もう行くきゃないか!

でも、一人でも多くの方にお知らせしたいな~

初女先生と田口ランディさんの織りなす

タペストリーはどんなタペストリーだろう…

初女先生が、ランディさんは色々体験されてる

方だからね。と言われていました。

本当に壮絶な体験をされています。

餓死されたお兄さんの現場に立ちあったと、本に

書いてありました。お母さんは神経を病み

お父さんはアルコール中毒だったと…

そしてアル中のお父さんと、ご主人のご両親の

介護と診取りをされたそうです。

お兄さんの死が、ランディさんを作家にしたと

語っていました。

壮絶な体験をされているのに、めちゃくちゃ明るい

ランディさん

ランディさんのご主人にお会いした時、この謎が

ちょっと解けたような気がしました。

ランディさんのご主人は(会った印象ですが)

とても器の大きな方のように感じました。

深い悲しみを知っているから

こそ眩しいほどの明るさを

放っているランディさん

初女さんとランディさんの

「深き森の語らい」は、

どんなことが語られるでしょう。

この胸の高鳴りを持ち続け

ながら、心を込めて

準備をして行こう!

みなさん、ブログや

フェイスブックなどでも

伝えてくださ~い!

お願いします。

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