~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

「人間」という字

2016-03-01 23:21:50 | 日記

今日から3月

辛かった2月が過去形になりました。

今日は4月の東京展に向けて大きな筆で「人間」を

書きました。

書く前には、初女先生を思い描き、人間の深さを

書けたらな~と、思っていたのですが

書いているうちに、人間に生まれたから「書」も

出来るし、人間に生まれてよかった~

虫とか他の動物だったら、こんなに多様なことが

出来ないよな~って思ったら、人間であることだけで

ものすごく幸せで楽しくなったのです。

この思いを筆に乗せたいと思ったのです。

2枚ぐらいは、この思いだけで書けたのですが

そのうち自意識が出てきて、つまらない字に

なってしまいました。

今日は、後半はその自意識との戦いに撃沈

しました。

子供は、羨ましいです。

このややこしい自意識というのがないから、

子どもの「書」はストレートに心に響くのです。

書の先生に自意識のことを言うと「山崎さん、

難しいところに来ているわね」と言われ

あ~また書く苦しみにもがくのかと…

でも、人間に生まれて良かったと、心から思えたのは

今日の大きな収穫でした。

来週、再来週の2回で作品を仕上げなくては

なりません。

この「人間」という書を、何とか成長させなくては…

でも、人間に生まれて良かった~と思うだけで

悩みなんて吹っ飛んで行くかもしれない!

これは特効薬かも…

 

3月6日 朝 5時Eテレの「心の時代」で2002年

の初女先生の番組「心をわかちあう」が放映されます。

再放送は12日午後1時だそうです。

 

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