昨日、初女さんの講演会を支えてくれた仲間と
会っていた時、初女さんは何歳で弘前イスキアを
始めたのだろうという話になりました。
今日、調べてみたら62歳で寄付で二階を増築し
”弘前イスキア”と命名したとありました。
そして、71歳で森のイスキアをつくられたと…
71歳という年齢を聴いた時はびっくりしました。
誰もが自分の老後のことで精一杯になる時にです。
このエネルギーと思いの深さはどこから
来たのでしょうか…
17歳で大喀血をおこした結核が完治したのが
35歳の時だそうです。
17年余りにわたる闘病生活だったそうです。
士族の家に生まれたけれど、父親の事業の失敗
長きにわたる闘病生活
そして、81歳で息子さんに先立たれる
深い苦しみを通って来た方です。
だから、人の心に寄り添えるんですね。
私の息子の写真を見て、初女さんが流してた涙を、
私は一生忘れないと思います。
初女さんの言葉は魂に響く言葉です。
『すんなりと、するすると幸福になることはなく
生きていれば、何度でも繰り返し苦しみが
やってきます。
けれども苦しみは決して苦しみだけに
終わることなく、いつか喜びに変わります。
苦しみなくして刷新ははかれません。
真の幸福は、苦しみの中にあってこそ
実感できるものです。
佐藤 初女』
初女さんの素晴らしい言葉の紹介を ありがとうございます。
苦しみの中にいると 希望がなくなり、本当に 消えたくなります。 何のために 生かされているのかもわからなくなりますよね。
幸も不幸も 振り子みたいなものだと、頭で分かっていても、感情がついてこない!
次から次へと苦しみの渦に巻き込まれて生きていると、自分も嫌だし何もかもが嫌になってきます。本当に 長生きはしたくないです。もう 苦しみはイヤだなあ…
人間は 楽しむために生きているから どれだけ楽しめたか?が大事だと読んだけど
親に我慢ばかり叩き込まれた人間は 楽しむことが苦手になってしまいます。
楽しむにも また お金も多少かかります。
本当に 世の中は不公平で 理不尽なので 生きる希望が全く見えないです。
暗くてごめんなさい。自分は 未熟ものだなあと、つくづく感じます。
初女さんは息子さんを亡くされ、これで子どもを亡くした人の気持ちが分かると思ったと、言われていました。
凄い方です。
初女さんは「人は誰かのお役に立つために生まれてきた、と言われますので、人のお役に立つように生きる事ですね」と言われています。
そして、そのように生ききった方ですよね。