随分前に「人は自らの気づきがなければ
変われない」という言葉を聴き、納得しました。
初女さんも同じようなことを言っています。
「気づくというのは、自ら発見することだと
思います。
悩みごとを抱えている人がいるとき、
まわりの人は何かいいアドバイスをしようと
やっきにになりがちですが、本人が自ら気づこうと
していないときは、どんな名言も耳には
入りません。
自ら気づくことが大事です。
本人が自ら変わろうとしなければ、周りの人が
変えることはできないのです。。
そして、自ら気づくことができたなら、
次は実践です。
そのために必要なのは素直な心です。」と…
大人になって、ある程度年齢がいってしまうと
自分はこういう人間だと決めつけて、
変われないと思い込んでいる人が、結構います。
それは本当に勿体ないことです。
初女さんは、人は最後の一息まで成長できると
言われてました。
心の成長は、どこまでもなのだと思います。
初女さんは「実践には”失敗するんじゃないか”
”不可能じゃないか”という不安や迷いは
つきものです。
でも、何かを大きく変えたいと思うなら
時にはすべてを委ねる気持ちで大きく一歩を
踏み出さなければなりません。
必要なものは必要なときに与えられる、と
信じて一歩を踏み出したとき、きっと何かが
変わって行くと思います。」と…
今日は一日新緑の中にいたら、木々の成長しようと
いう勢いの凄さを感じて、私も!と思いました。
昨日ようやく京都で
念願の「カンタ・ティモール」を観る事が出来ました。
ありし日のアレックスさん
純粋な瞳
凛とした眼差し
笑顔
分け隔ての無い揺るぎない歌詞
呼応し一緒に歌う未来という名の子供達
上映中その尊厳さと愛おしさに
何度も何度も胸が詰まりました。
ティモールには現代人が失ってしまった
真実を見る目
実践する力が
ある事に驚きました。
それは私達の道標の先にある世界ですね。
私はティモールは
天国に一番近い島であり
天使がアレックスを通じて
福音を伝えている様に思えました。
映画の後でなっちゃん監督さんが
アレックスもお父さんを目の前で惨殺されていた
アレックスの心臓発作もそのようなショックが
心臓を傷付けていたのかもしれないと言われていました。
お話を伺って日本の二二六事件で目の前でお父様を惨殺された
渡辺和子シスターの事を思い出しました。
その様な壮絶な体験をされながら
憎しみは無く悲しみは涙に流し
あんなに明るくそして揺るぎない生き方は
苦難を受け入れ殉教された諸聖人の生き方と重なって見えます。
私達が学ぶべき人間の姿がそこに有ります。
ティモールの物語は
現代の聖書の物語だと思いました。
学ぶべき事が多すぎて
まだまだ真実の理解には至っていませんが
今、自分自身が苦しみの中で踠いているので
深く深く心に響きました。
この映画を観る事を勧めて頂いた田口ランディさん、江原啓之さん、そして山崎さんに
心から感謝の気持ちをお送りし致します。
おむすび
私も今日「カンタティモール」を観て来ました。
3回目かな?何度観ても心響きますね。
人間の残虐さと崇高さを見るようですね。
あれだけ大変な目に合っていながら、子どもも大人も
心からの笑顔をしていましたね。
あんなに明るい笑顔、日本ではなかなか見られないかもしれませんね。
おむすびさんが、「カンタティモール」と出会って下さって嬉しいです!
伝えて行きたいです