~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

今年一番のハッピー

2017-02-25 17:23:52 | 日記

テレビで中学生が始めた「ハッピーボックス」

ことを知りました。

嬉しかったことや、ハッピーと思ったことを

紙に書いてハッピーボックスに入れると、

その中から選ばれたものが、給食の時間に放送で

読まれるというもので、九州の小中学校で

この取り組みがされているそうです。

「友達が縄跳びにさそってくれて

嬉しかったので、今度は自分も人に優しく

したい」とか…

ハッピーボックスを置くようになったら、生徒が

嬉しいことを積極的に探すようになったと、

先生が話していました。

何て素敵な取り組みでしょう。

子どもたちは、小さなしあわせを、

どんどん見つけて行きます。

しあわせって、条件じゃないから心をやわらかく

していると、いろんなところにあるんだよね。

版画家の名嘉ボクネンさんが言っていました。

「幸せの方が多いいんだよ。僕らは少しの

不幸の方に引っ張られてしまうけれど」と…

子どもたちは、幸せ探しの名人だな~って

思います。

ハッピーボックスが気に入った私は、作業所の

通信にみんなのハッピーを載せようと思い

「最近感じたハッピーなことを教えて」と

一人ひとりに聞いたのですが、障がい者の人も

職員も「ないな~」というこたえでした。

大人になるって幸せを感じなくなって

しまうのかなと、ガッカリしてこの企画は

やめにしました。

そうしたら今日、涙が出るほどハッピーなことが

あったのです。

市の小さな文化祭に出した、障がい者の人が

書いた「書」が、みなさんの目に留まり

心に響き、あるところからロビーに作品の

展示をしてくれないかと声がかかったというの

です。

それぞれの作品から響いてくるものが、

ちゃんと届いていたんだと、嬉しくなりました。

年に1~2回だけれど、書の先生に来て頂き

5年間続けて来た活動です。

障がいが重い人が多いので、創作活動は

難しいのではとも言われけれど、

みんなの作品が、観た人の心に響いているのです

素直な筆に、こちらの心が洗われるようです。

私は今日は、今年一番のハッピーに包まれました。

みんな有難う!

みんなの作品、めっちゃいいよ!

 



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