~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんのおむすび

2017-02-24 23:45:45 | 日記

3月2日、Bsプレミアムで再び初女さんの番組

『初女さんのおむすび・岩木山麓ぬくもりの食卓』

放映されます。

これだけ再放送される番組は、NHKでも珍しい

そうです。

初女さんを求める人たちは、初女さんが

亡くなっても後を絶たないということなのでしょう。

昨日、職場の人が「うちの子、おむすびは

不味いから遠足の時もサンドウィッチが

いいっていうの」と言うので、「どうやって

作っているの」と聞くと、「崩れるといけないから

ぎゅうぎゅう握って、だから子供がかたくて

美味しくないって」と、困った顔をして

いるのです。

そうだよな~おむすびって崩れないようにと

力を込めて握っていたもの、私だって…

初女さんの崩れないのに口にいれると、ご飯が

ほどける、おむすびを知った時は

おむすびってこんなに美味しいかったんだと

本当に驚きました。

そんな初女さんも昔は、おむすびは苦手で

塩水を使っていたから、すぐにパラパラになるので

ぎゅうぎゅう結ばないとダメで、かたく結ぶから

美味しくないと言われ、ますます苦手になった

そうです。

でも、水を出来るだけ使わない方法を知って

美味しいおむすびが結べるようになったそうです。

初女さんは、いつも「直さん、おむすびはご飯の

炊き方が大切なのよ」と言ってました。

あの神業のような水加減は、イスキアのスタッフも

分からないと言ってました。

結ぶ時も、指を使うのでなくたなごころを

使って結ぶのです。

「ご飯の一粒一粒が呼吸できるよう、空間を

感じるようにやさしくむすぶ」のがコツだ

そうでう。

初女さんのおむすびの向こうに、初女さんの

生き方が見えて来るようです。

 コンビニのおむすびを障がい者の人が

食べやすいように、キッチンばさみで切ったら

ぎちぎちに握られているので、崩れないのです。

あまりのかたさにびっくりしました。

河合隼雄先生はおむすびは日本の文化だと

言われていたそうです。

コンビニのおむすびが日本のおむすびの代表に

なったら、もう文化じゃないかもしれない…

初女さんから教えて頂いた、おむすびを食べて

もらって、おむすびの美味しさを知ってもらい

たいな~

おむすびはソウルフードだから…



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