~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

信じて祈る

2012-09-07 23:57:35 | 日記
息子を亡くした後、死とは何かを知りたくて、嫌そんな生ぬるいもの

でなく、「死」について分からなければ、自分は生きていけないと

いう切羽詰まった思いで一杯でした。

そんな中で読んだ、キュブラーロスの本

今、その本のことを思い出しています。

息子を突然亡くすという、どうにもならない運命をどうしても

受け入れられず苦しんだ時に読んだ本でした。

この運命を嘆き悲しみ、次に何で子どもに先立たれなければ

いけないのかという、持って行きようのない苦しみと怒り

そして、その苦しんだ末に初女先生に出会い、息子の死を

受け入れることができたのです。

ふと、この過程はキュブラーロスの本にあった、病で死の宣告を

受けた人たちの辿る道と、同じだなと思いました。

こんなことを思ったのは、私の知り合いの若者が今、その病の

中にあるからです。

彼は、どうにもならない自分の運命に苛立っています。

私は、そんな彼を真っ直ぐ見ることもできません。

でも、私は信じています。

彼は、魂年齢の高い人だから、きっと次の段階に進み

自分の運命を受け入れ、そして心穏やかになる日がくると…

私は何も出来きないけれど、祈ることはできます。

祈りとは、神さまと人間との対話なのかもしれない…

信じて祈ろう

祈り続けようと思いました。



コメント (2)
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