~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

大竹しのぶさん

2012-09-14 22:04:09 | 日記
夕刊に大竹しのぶさんのことが載っていました。

大竹さんは、森のイスキアを訪れている方です。

初女先生に会われた時、自分はクリスチャンだが忙しくて教会に

行けないと言われたそうです。

初女先生に、生活すべてが祈りである「動の祈り」を聞き、とても

安心されたそうです。

その大竹さんが、新聞に実に真っ直ぐに自分の気持ちを語っていて

そのことが、初女先生の言葉と繋がっていくような気がしました。

アッシジに行った時から、自分を見つめることが出来るように

なったという大竹さんは「死んでから行くところが天国じゃない

地上を天国にしなければならない、だから自然を愛し畑を耕せという

フランチェスコの思想は、なんて素敵なんだろう」と言っています。

初女先生も「今、ここが天国」という思いをいつも持っておられ

ます。

大竹さんの祖父は、東洋汽船に勤め、サンフランシスコに

いたけれど、信仰に目覚め、すべてを捨てて納豆売りをしながら

清貧を説き、「貧しければ心が豊かでいられる」が口癖だった

そうです。

私は、初女先生と話していて「私ってつましいのよ」という

言葉を聞いた時、忘れていた日本人の心に触れた気がしました。

大竹さんが、初女先生から「動の祈り」を聞いた時、

どんなに、ほっとしたことでしょう…

震災を経て、言葉を伝えるのが自分の使命だと思うように

なったそうです。

新聞の最後には、『別れ際、カトリックのシスターが

そうするように、両手を静かに差し出した。』と書いて

ありました。

あ、初女先生と同じだ!と、嬉しくなってしまいました。

大竹しのぶさんが、ちょっと近しい人に感じました。
コメント (2)
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