職場の人の友人が気仙沼にいて、私達は毎年この時期になると
気仙沼から届いた秋刀魚を、家族の人数分頂き秋が来たねと
言いながら、秋刀魚を頬張ったものです。
気仙沼からの秋刀魚が届かなくなって、二度目の秋です。
秋刀魚の季節が、震災に繋がります。
そんな思いでいた時、新聞に「東北の秋は祈りに満ちて」という
特集が載っていました。
東日本大震災のあと、亡き家族、知人を歌うことによって魂を鎮めて
あげたいと、沢山の歌が生まれたそうです。
「震災三十一(みそひと)文字」という歌集も生まれたそうです。
五七五七七という、限られた文字の中に込められた思いの深さ…
ここにいた ここにあったと 思い出が
泣き声上げる東北の秋
「じゃあまたね」 いつもの声を 留守電に
残して友は逝ってしまいぬ
生きねばと 仮設のそばの 荒れ地借り
記憶辿りて野菜種まく
気仙沼から届いた秋刀魚を、家族の人数分頂き秋が来たねと
言いながら、秋刀魚を頬張ったものです。
気仙沼からの秋刀魚が届かなくなって、二度目の秋です。
秋刀魚の季節が、震災に繋がります。
そんな思いでいた時、新聞に「東北の秋は祈りに満ちて」という
特集が載っていました。
東日本大震災のあと、亡き家族、知人を歌うことによって魂を鎮めて
あげたいと、沢山の歌が生まれたそうです。
「震災三十一(みそひと)文字」という歌集も生まれたそうです。
五七五七七という、限られた文字の中に込められた思いの深さ…
ここにいた ここにあったと 思い出が
泣き声上げる東北の秋
「じゃあまたね」 いつもの声を 留守電に
残して友は逝ってしまいぬ
生きねばと 仮設のそばの 荒れ地借り
記憶辿りて野菜種まく