~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

朝一番

2010-02-02 22:00:49 | 日記
内村鑑三は、毎朝が復活だと言ったそうですが、私の朝はそんな神聖
なものではなく、毎朝二階に向かって「起きなさーい!」と叫ぶ
ところから始まります。
子どもは、これでもか!というくらい鳴る目覚ましを物ともせず、
寝ているのです。
ですから私は毎朝、雄叫びをあげることとなるのです。
今日、初女先生の本を読んでいて、ドキッとしました。
    「どんなに疲れていても、どんなにつらいことがあっても、
    朝になれば気持ちを新たに切り替えて、その日を出来る限り
    精一杯生きていかなければなりません。
    朝のおいしい食事は、昨日の疲れや悲しみを乗り越えて、
    前向きに生きていくための、大きな力になるのです」

                        佐藤 初女
という先生のこの文章に出会ったからです。
朝は昨日の続きではなく、新しい一日のスタートなんですよね。
先生は「息子は私の作る朝食のにおいで目覚め、その息子の
子どもたちも、母親のこしらえる朝食のにおいで一日をスタート
させてます。」と言ってます。
こうやって、何気ないと思われる日常が引き継がれていくのですね。
かつては、トントンとまな板でやさいを切る音と、お味噌汁の
いいにおいが、朝の目覚まし時計になっていたそうです。
私の息子の子供も、母親の雄叫びが目覚ましとなったらどうしましょう。
お母さんが、お母さんになるのは朝一番からなのですね!
明日の朝は「朝一番のいいにおい」で起こしてあげよう。

コメント (2)
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