2010年は平城遷都(710年平城京遷都)1300年にあたり、そのお祝いの行事で奈良はいま賑わっています。多くの人々が訪れ活気に溢れています。私もゴールデンウイークの最終日から5日間奈良の旅を楽しんで参りました。公式マスッコトキャラクター「せんとくん」はお坊さんの頭から鹿の角を出した姿をしており、これに決まるまでには随分物議を醸し出したそうですが、手をあわせたり、ヽ(^o^)丿をしたり、ウオーキングをしたり、横になったりと色々なせんとくんがあって中々可愛いらしいです。今年は秘仏の公開も多く法華寺の国宝 十一面観音立像を拝みたくて先ず最初に訪れました。藤原不比等の邸宅の跡地に建てられた法華寺は光明皇后(不比等の娘 聖武天皇の妃)が総国分尼寺として創建されたお寺です。光明皇后の姿を写したとされる十一面観音立像は切れ長の大きな目と赤い唇が艶やかで美しく、右手が長く垂れて天衣の端をつまみ、左手は直角に曲げて宝瓶を支えています。指の優しい線がとても美しいと思いました。我国一木彫りの最高作品といわれています。
法華寺から15分ぐらい歩いて平城宮跡に着きました。ここは平城遷都1300年を記念して開催されるイベントが盛り沢山あり、老若男女多くの人が訪れていました。東京ドーム27倍の広さがあり、日中は30度まで気温が上昇し暑くなったこともありカート(ハートフルトラムとハートフルカートで構内を回ってくれる長い車)で構内を二周しながら大極殿(画像左)や朱雀門(画像中央)を眺めました。大極殿へ入るのに若い人たちは整理券をもらって1~2時間地べたに座って待っていました。平城京歴史館と遣唐使船復元展示は楽しみにしていましたが人が多いので諦めました。ちょっと残念でした。その分奈良国立博物館の「大遣唐使展」で今回はじめて展示される仏像や平安絵巻などを静かな空間で堪能できましたので満足し、よい思い出ができました。
大遣唐使展は1300年を記念して開催され国内各地からの国宝や重要文化財はもちろんのこと、中国やアメリカからも第一級の文化財が集まり、遣唐使の全容が明らかにされます。8世紀に唐でつくられた「観音菩薩立像(ペンシルバニア大学博物館蔵)」は日本初公開です。同時期に日本でつくられた「国宝 聖観音菩薩立像」(奈良 薬師寺)と2体並んで展示されるのは今回が世界初です。右上の大遣唐使展の画像をクリックしてごらんください。
ホテルから20分ぐらい歩いて春日大社神苑の「万葉植物園」と「藤乃園」を訪れました。万葉植物園の方は余りお花が咲いてなくて残念でしたが藤乃園の藤は今が盛りで見事でした。春日大社といえば参道沿いや境内に無数に立っている石灯篭が名高いですが、回廊には釣り灯篭が列をなしてぶら下がっています。みなこの神社への信仰から奉納されたものです。朱が鮮やかな南門を入いりますと朱塗りの社殿が新緑に映えて実に美しく、「砂ずりの藤」といわれる藤棚が一層鮮やかに咲き誇り素晴らしい景観で感動しました。
せんとくん
法華寺から15分ぐらい歩いて平城宮跡に着きました。ここは平城遷都1300年を記念して開催されるイベントが盛り沢山あり、老若男女多くの人が訪れていました。東京ドーム27倍の広さがあり、日中は30度まで気温が上昇し暑くなったこともありカート(ハートフルトラムとハートフルカートで構内を回ってくれる長い車)で構内を二周しながら大極殿(画像左)や朱雀門(画像中央)を眺めました。大極殿へ入るのに若い人たちは整理券をもらって1~2時間地べたに座って待っていました。平城京歴史館と遣唐使船復元展示は楽しみにしていましたが人が多いので諦めました。ちょっと残念でした。その分奈良国立博物館の「大遣唐使展」で今回はじめて展示される仏像や平安絵巻などを静かな空間で堪能できましたので満足し、よい思い出ができました。
大遣唐使展は1300年を記念して開催され国内各地からの国宝や重要文化財はもちろんのこと、中国やアメリカからも第一級の文化財が集まり、遣唐使の全容が明らかにされます。8世紀に唐でつくられた「観音菩薩立像(ペンシルバニア大学博物館蔵)」は日本初公開です。同時期に日本でつくられた「国宝 聖観音菩薩立像」(奈良 薬師寺)と2体並んで展示されるのは今回が世界初です。右上の大遣唐使展の画像をクリックしてごらんください。
ホテルから20分ぐらい歩いて春日大社神苑の「万葉植物園」と「藤乃園」を訪れました。万葉植物園の方は余りお花が咲いてなくて残念でしたが藤乃園の藤は今が盛りで見事でした。春日大社といえば参道沿いや境内に無数に立っている石灯篭が名高いですが、回廊には釣り灯篭が列をなしてぶら下がっています。みなこの神社への信仰から奉納されたものです。朱が鮮やかな南門を入いりますと朱塗りの社殿が新緑に映えて実に美しく、「砂ずりの藤」といわれる藤棚が一層鮮やかに咲き誇り素晴らしい景観で感動しました。
せんとくん
健康第一ですから続けてくださいね。
お互いに元気で楽しく過ごしましょう。
春日大社では鹿は神の使いとして大切に保護されて
きました。奈良の守り神として多くの人に親しまれ
ている鹿の角をたくわえた愛嬌ある童子をマスコット
キャラクターにしたのではないでしょうか。
小さい子どもの僧でなかなか可愛いので人気がある
ようです。
あるのでまず選ぶのが大変。それと画像
フォルダに入れるのが面倒ですね。きっと
もっと簡単なやり方があるかもしれません。
平城宮跡は混んでいましたがそれ以外は
私の訪れたところは割りとすいていました。
大遣唐使展東京にくるといいですね。
でも東京は混むかも?
歴史結構忘れていますので行く前に
仏像について2~3冊読みました。
実物を見たときよくわかります。
藤はとても見事でした。
普段見られない秘宝と秘仏にぜひお会いしたいです。
いろいろな「せんとくん」があってストラップは
かわいいです。春日大社の藤棚きれいですね。
初夏のような陽気になり、今年の夏は暑いとか。
最近太り気味なので体操に励んでいます。
なぜお坊さんの頭に鹿の角なの?教えて。
春日大社の藤、釣り灯篭、南門などきれいに撮れて
いますね。
〔2〕にはどんな写真が載るのかなと楽しみに待っ
ています。
奈良は好きですが人出を思うと家にいた方がいいです。歴史に造詣の深いモナリザさんにとっては充実した旅だったことと思います。
大遣唐使展は東京にこないでしょうか。見たいです。
いずれの画像もきれいでこれだけ掲出するのは大変だったことでしょう。感心して読み、見させていただきました。
せんとくんは子どもが手をたたいて喜びました。歴史をよく知っていらして感心しています。続きを楽しみにしております。素敵な画像をまた見せてください。