7月2日、東京国立博物館で、台北國立故宮博物院展―神品至宝― 見てきました。
特別展の翠玉白菜は、本館に一つだけの展示でしたが、3時間並びました。
2日は、暑くて日も照っていたのですが、汗をかきながら並びました。
あちこちに博物館提供の貸し日傘が置いてあったので、これをお借りし、ミストのでる扇風機や無料の給水場、列にテントを施してあったり、主催者の方の心配りもありがたかったです。
列の途中に「表慶館」の中を通る順路が作ってありました。「表慶館」も明治の建築物で日本で初めての本格的な美術館なのだそうで、1階ホールからドーム天井を見上げると東京駅のドーム天井のようでした。中はひんやりとして涼しかったです。
とにかく3時間も並んでいると、ご近所さんと仲良くなって、前に並んでいたおじさんは、蒋介石時代に台湾の故宮に行ったそうです。当時は警備が相当厳しかったそうで、いろいろなお話をしてくれました。自動販売機に行くときも、前後の人たちと仲良く順番を取っておいてあげながら買いに行きました。
それで、白菜 見ました。
思ったよりも大きくて、そう、もなみの指をそろえた手の平くらいでしょうか。
透明感のある白い軸の部分、何層にも重なっているように見える葉のめくれた様子、薄緑のイナゴ、濃い緑の大きめのキリギリス。深みの増す中心部の葉の重なり。見事でした。
清時代の皇帝に嫁いだ妃の嫁入り道具だったそうで、白は純潔、虫は多産の象徴なのだそうです。
作家の名前がありませんでした。職人だったのでしょうか。芸術品である以前に嫁入り道具としての意味の方が重要だったのかもしれません。ある意味財力・権力の象徴でもあったのかも。
でも、石を見てこの作品を生み出したのってすごい、と思いました。
そのあと食事をして、今度は平成館で、白菜以外の展示を見てきました。
王羲之の書がありました。
ふっくらとした温かみのある草書で、ため息が出ました。
これについては、またあとで書こうと思います。
水墨画・青磁・青銅器・刺繍、みんなすばらしかったです。
最後は「人と熊」。
石の白い部分に人、黒い部分に熊が彫られています。にっこり笑った顔の表情が、印象的です。これはとっても小さいのですが、心持ちの広さが感じられました。
一日国立博物館にいて、疲れたけど、ふくよかな気持ち?になれた気がしました。
写真は国立博物館のHPよりお借りしました。
特別展の翠玉白菜は、本館に一つだけの展示でしたが、3時間並びました。
2日は、暑くて日も照っていたのですが、汗をかきながら並びました。
あちこちに博物館提供の貸し日傘が置いてあったので、これをお借りし、ミストのでる扇風機や無料の給水場、列にテントを施してあったり、主催者の方の心配りもありがたかったです。
列の途中に「表慶館」の中を通る順路が作ってありました。「表慶館」も明治の建築物で日本で初めての本格的な美術館なのだそうで、1階ホールからドーム天井を見上げると東京駅のドーム天井のようでした。中はひんやりとして涼しかったです。
とにかく3時間も並んでいると、ご近所さんと仲良くなって、前に並んでいたおじさんは、蒋介石時代に台湾の故宮に行ったそうです。当時は警備が相当厳しかったそうで、いろいろなお話をしてくれました。自動販売機に行くときも、前後の人たちと仲良く順番を取っておいてあげながら買いに行きました。
それで、白菜 見ました。
思ったよりも大きくて、そう、もなみの指をそろえた手の平くらいでしょうか。
透明感のある白い軸の部分、何層にも重なっているように見える葉のめくれた様子、薄緑のイナゴ、濃い緑の大きめのキリギリス。深みの増す中心部の葉の重なり。見事でした。
清時代の皇帝に嫁いだ妃の嫁入り道具だったそうで、白は純潔、虫は多産の象徴なのだそうです。
作家の名前がありませんでした。職人だったのでしょうか。芸術品である以前に嫁入り道具としての意味の方が重要だったのかもしれません。ある意味財力・権力の象徴でもあったのかも。
でも、石を見てこの作品を生み出したのってすごい、と思いました。
そのあと食事をして、今度は平成館で、白菜以外の展示を見てきました。
王羲之の書がありました。
ふっくらとした温かみのある草書で、ため息が出ました。
これについては、またあとで書こうと思います。
水墨画・青磁・青銅器・刺繍、みんなすばらしかったです。
最後は「人と熊」。
石の白い部分に人、黒い部分に熊が彫られています。にっこり笑った顔の表情が、印象的です。これはとっても小さいのですが、心持ちの広さが感じられました。
一日国立博物館にいて、疲れたけど、ふくよかな気持ち?になれた気がしました。
写真は国立博物館のHPよりお借りしました。
私も白菜見たかったわ。
東京に近いのに、なかなか美術館に行ったことがないですね。
もなみさんは、結構いろいろな美術館に行ってますよね。
楽しみです。
もなちゃんは意外と大きい、私は意外小さいと思っちゃった。
この素晴らしい芸術品が日本に来てくれている間に台湾にいった友人がいます。
直前に白菜の留守を知ったらしい。
きっと、また台湾に来てね!ってことだよね(笑)
博物館や美術館なんて、とんと縁がない。
もなちゃんは鑑賞してる姿も絵になるだろうなぁー
そう。ずいぶん元気になりました。
でも、かなりしんどくて、最後の方は一人で端折って座っていました。
一緒に行くお友達が、美術館好きなんです。
影響されて、うん、ずいぶん行きますね。
一人じゃ~なかなか3時間はもちません。
もっとね、10センチくらいなのかな?と思っていたの。
10センチくらいで、白菜みたいに丸いのかな?と。
思っていたより倍くらいの長さで、これが、平びったいのよ。
台湾にいったお友達残念でしたね。
台湾だったら、こんなに並ばなくて済むのかな?
並びながら、3時間あったら台湾に行けちゃうね、とかみんなで話していました。あはは。
鑑賞している姿・・・・・・バーゲン会場のおばちゃんみたい・・・というのが一番良いかと。
「すみません、あの・・・見たいんですけど・・・。」
「ちょっと~、押さないでくれる?」
「はい!並んで並んで!そこ!押さない押さない!」みたいな。