ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

金子みすヾ

2003年01月14日 22時29分00秒 | 日記
知ってる人は知っていただろうが、ぼくは数年前、この人の生誕100年を記念して、とかいう新聞記事が最初の出会いだった。

  一番うえの雪はさむかろう
  一番したの雪はおもかろう
  なかの雪はさみしかろう

というのが記憶に残ってる。上の詩はちょっと不確かだけど。
その金子さんのCD(といっても女優さんが朗読してるの)が図書館にあったので借りていた。朗読を勉強している者の端くれとして、聞いておきたかったから。どんなに暗い悲しい内容でも(これは童謡みたいなものだけど)聞く側にとっては、明るいほうが心安らぐと思った。
金子さんは26才で自殺してしまうのだけど、その遺児が「やさしいお母さんなら、子供のためにどうして生きていてくれなかったの」と言っている。
そのCDを一昨日に返却した。きょう、図書館から電話。
”あのう、さだまさし、が入っていました”って。へっ、入れ間違えてたかな、と探したが金子さんのCDは家に残ってなかった。図書館に行くと”2枚、入ってました”と。
あの薄いCDケースに2枚入るなんて、初めて知った!ドジだね。


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