ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

コブラツイスターズ

2003年04月19日 01時37分00秒 | 日記
といっても、プロレスじゃないんだよ。
ザ・コブラツイスターズはジャンルはなんだろう。
よくわからないけど、おねいちゃんの好きなバンドなんだ。
しょっちゅう、おうちでCDがかかってるから、ぼくも耳にたこが出来るくらい。
で、そのライブ、今夜あったんだけど、おねいちゃんは切符を2枚買っていたの。
だけど、数少ないお友達は都合が悪くて、結局、おかあさんが付き合うことになったんだ。
ライブって、椅子がない!
え~、そんなん、いやだぁ、とおかあさんは抵抗したけど、切符ももったいないから、しぶしぶ同行。
クラシックのコンサートは、年に一二度は行くけれど、途中でいつも居眠りするおかあさんだから、
椅子がないなんて困るのだ!
しょうがないから、一番後ろの壁にもたれて、座り込んだ。おねいちゃんは前に行った。
ガ~ン、ガン、壁からも振動が伝わるくらい。
でも、なかなか、いい曲なんだ。
なんとなく、目がうるうるしてくる、ヘンなおかあさんなんだ。
今の若者はなんだか、おとなしいなと感じた。
リズムにあわせて、単純に上下にぽんぽんと跳んでいるだけなのだ。おかあさんの時代はもっと、
左右にも動いたなぁと思い出す。
座ってるのもお尻が痛くなってきたので立ち上がって、おかあさんもリズムに乗ってくる。
うん、うん、いける!
と、おねいちゃんが後のドァから入ってきて、おかあさんのそばで立ってるのだ。様子が変。
じっとして動かない。案の定、バイト先から、電話が入って、仕事のことで何かあったらしい。
携帯電話なんか切っとけばいいのに。。
もう、コブツイも彼女には耳にはいらないみたい。
ライブの余韻どころか、気まずい顔して御堂筋を難波まで歩く。
そうなの、このライブは若者の町、アメリカ村であったのです。
途中で、御飯を食べたら機嫌がよくなるかと思ったけど、ぜ~んぶ平らげたけど、よくならなかったの。
朧月が今にも泣き出しそうだったよ。


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