ももすけの日記

黙祷して平和を願ふ終戦忌
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

秋立ちぬ

2018年08月08日 15時07分53秒 | ひとりごと

お盆の前のお墓参り、郡山と奈良に行きました。

懐かしの郡山城址はかなり面影が変わっていました。

天守閣跡には、この暑いのに若いアベックさんがべったり、しかも長い間くっついて楽しそうにしていました。 恋人もいそうにないぼくのおねいちゃんがちょっとかわいそうでした。でも、おねいちゃん、ぼくはいつもおねいちゃんといっしょにいるよ。死んだら、どこへだって行けるんだから。

 おかあさんは、自分の高校時代のボーイフレンドを思い出していました。何度かいっしょに来たのか忘れていましたが、夏の暑い盛り、ここに来たことは確かにあります。松本清張の小説を貸してもらったような??胸きゅんのはずなのに、そんなことを思い出していました。青春の城下町です。

 

 それから、奈良のお墓参りを済ませて、奈良公園に。

奈良公園では鹿たちも暑そうでした。そういえば、ぼくは鹿がちょっとこわかったんだな。口の中でうー、って吠えてたけど、人には聞こえないようにしてた。農林センターの牛だって、最初にあったときはびっくりして後ずさりしたもの。

女の子の鹿がちゃんとした角の牡鹿(角の節といいうか、分岐している部分、で年齢が推測できると、今年、北海道の鹿を見て教わったけれどもう忘れています。多分、2,3歳以上だね)の耳や喉の辺りをなめなめしていました。うっとりした目をしていました。普通は牡が牝にするんじゃないかなと、逆のような光景でしばらく見とれていました。

 

 

郡山城址でだったか、奈良公園でだったか、はっきりしませんが、たしかにツクツクボウシが鳴いているのが聞こえてきました。おねいちゃんが最初、聞きつけました。そうやね、ツクツクボウシは夏休みの終わりごろに「シュクダイしたか~、シュクダイしたか~」って鳴くのにね。

夕方、おうちに帰ってくると、やっぱり、どこかでツクツクボウシが鳴いていました。

普通だと、立秋のころが一番暑いはずなんだけど、今年は早くから暑かったから、そろそろ、天の暑さも尽きてきたんだろうか?今朝はクーラーで締め切った部屋の窓を開けると、外のほうが涼しかったもの。

暦を調べると、昨日、8月7日が立秋だったようです。

今朝からボランティアのお仕事をちょっとやって、さてとクーラー無し、扇風機だけでお昼寝しよう、と。