ももすけの日記

きゃあと言ふ声あちこちで穴まどひ
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

仏像

2017年09月22日 19時01分49秒 | ひとりごと

仏さま、大好きです。

中学生くらいのころから、なにか一人で解決できないようなことがあれば、近くの薬師寺まで自転車で走って、今はもう塔が建っているけれど、西塔の礎石に腰かけて東塔を眺めるのが習慣でした。雨が降った後はそのくぼみの水たまりに東塔のあの”凍れるさきっぽ”が映っていたのです!

東塔は今、平成の大修理とかで大きな建屋の中にあります。工事のはじめの頃にたまたま行って、あの三重の塔を移動するのだ、というところを見ることが出来たのはラッキーでした。あと何年かかるのでしょう。

少し経ってカメラを持つようになって、仏さまの写真を撮りたいと思いました。でも、仏さまは拝むもの、写真を撮るなんて、とか、フラッシュは保存状態を悪くするとか、仏さまの撮影を一般に許してくれるお寺はめったにありません。

5、6年以上も前でしたか、新薬師寺でお月見のイベントがあって(たしか尺八とヴァイオリン?のジャズコラボ)その時は堂内の撮影してよいということで、うれしい経験をしたことありました。なにしろ、新薬師寺の十二神像は一つを除いてすべて国宝です。それが撮影OKでした。もう、うれしくてうれしくて、なのに、その画像、今はどこにあるのでしょう、きっとパソコンの中にはあるのだと、、、?

最近、新薬師寺に行った時、ちょっとたずねてみたら、住職さんが変わられてそのようなイベントはしなくなった、ということで残念です。

そういえば、東大寺でも大仏殿は撮影OKだったかもしれません?

ところが、先日お参りした飛鳥寺、国重要文化財の飛鳥大仏、写真OKだったのです!

なぜか・・・「この仏さまは二度も大火に遭っておられるのに、こうして堂々といらっしゃるのですから、そんなカメラのフラッシュくらいでダメになったりはしません!」とご住職。

もちろん、畏れ多いという気持ちを忘れず、お祈りしてから撮らせていただきました。自分が撮った仏さま、とってもうれしいです。みなさん、見て、見て、と言わずにおれません(苦笑)

この仏さまは少し右側を向いておられます。  だから、こちらからだと、少し左によって下から見上げると仏さまと目があいます。

でも、私、左側のお顔のほうが好きだなあ。  

聖徳太子16歳・これは後世のものでしょうか、肩書きはついていません。でも、きれいです。 

 

恩田陸「まひるの月を追いかけて」 最後のシーンに飛鳥寺が出てきたような記憶がありますが、内容はとんと覚えていません。こういうとき、手許に本があるといいのですが、この本は図書館で借りました。だから読んでしまえたのです。買っていたら、まだ、読んでいなかったかもしれません。う~む、むずかしいところ。