ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

日溜り

2011年04月12日 14時02分00秒 | 日記
毎日が日曜になったら、どんなことして過ごすだろう、なんて、ほとんど毎日が日曜のようなぼくのおかあさんは、いろいろなことを思いながら、今朝はお庭の草むしりをしていました。

雑草という名の草は無い、けだし、名言。
だけど、草の名は人間がかってにつけたもので、草自身はどう思っているか…
皇居だって、草ぼーぼーではあるまい…

でも、かわいらしい花をつけた草を見ると心がなごみます。
とても柔らかそうな緑の新芽を素手で引っこ抜いて飛びあがるほど痛い目にあったこともあります。

気がつくと、日の当たっているところばかり。
今朝はよいお天気のわりに肌寒くて。
photo by momosuke2sei from OCNフォトフレンド
昨日はおねいちゃんと初ドライブでした。
もちろん、助手席のおかあさんの膝にぼくも乗って*(車)*
桜の花の下で、お弁当を食べました。
ぼくの敬愛するH先生の”桜の語源の一つに「さ」は農業の神霊、「くら」はあぐらの座の意味で、桜の花を愛でるのは祈りでもある”というお話を思い浮かべました*(桜)*

その前々日は、昔いた会社のOB会。
新幹線の切符を一緒に行く方に頼んでいたのでしたが、なんと、1時間も早く間違えて新大阪に。
古くからの友人は、おかあさんが待ち合わせの時間より早く来ることはめったにないと思っています。
こんなことは、生まれて初めてのことでした。

そのまた、前々日、奈良・秋篠寺の伎芸天にお会いしてきました。
おきれいではありますが、皆が言うほど、今は、おかあさんは好きではありません。

興福寺の阿修羅もそうです。
子供のころからずっと心にためていた大切なものを、フツーの人たちがもてはやし始めると、なんだか、ふん、という気分になってくるのです。

そうそ、昔の会社のOB会で、その会がとても気に入っていたことの一つに、昔タバコを吸っていた人はやめないで吸っていたことでした。
ところが、今回は2人もタバコをやめた人がいて、なぁんだとがっかり。
でも、お酒の席ではおかあさんが誘惑して、2人とも吸っていましたとさー

草むしりしていると、いろいろ考えます。
次から次、思いだすこともいろいろ巡ります。

このCaféの日記に原発のリンクをはったこと。
あれは、原発反対と声高に言いたい、ということより、亡くなった筆者とお母さんの気持ちをとりあげたかった。
胡散臭いと思われた方も、きっと、いただろう。

戦争反対とばかり言うては嫌われる
(元句は少し違うかもしれない)
先日のボランティアで読んだもののなかで、心にとまった川柳

草むしりは、ほんとうに心の保養になる行為だと思います。
お庭も綺麗になるし。
でも、腰痛は覚悟しなくちゃなりません。

さてと、明日は万博公園行きのおかあさんであります。