ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

旅立ち

2011年01月26日 10時58分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんの大好きだった人がまたいなくなってしまいました。

お向かいの、2、3年前にご主人を亡くされて一人暮らしだったおばあさま。
詩を書いていらっしゃいました。


透きとおる

青い空に
白透釉で描いたような月
瓜の切り口のようでもない
鉱石を磨いて擦り減り
少し欠けてもいる月よ

果肉も水分も
払い落して
何にもとらわれなくって
軽くなり
わたしも透きとおっていきたい

photo by momosuke2sei from OCNフォトフレンド
月末から、ぼくのおかあさんも「冬の旅」に出かけます。
ぼくはおねいちゃんとお留守番です*(ラブリー)*