ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

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2004年10月02日 12時18分00秒 | 日記
雨になってしまいました*(雨)*

ぼくのおかあさんは人間が誰もいなくなると、なんだかじっとしていられなくて草引きをしたり、普段は居候のようなのに念入りにおそうじをしたりします。
でも、それはめったに無いことなんだけど。

雨なので、そのめったにないおそうじをしていました。
障子の桟や床に沿って打っている板の上のほこりや、お仏壇の中やら。

ぼくはふと思い出しました。この雨の中であの狸親子たちはどうしているかと。

近くの元ゴルフ場だったところが開発で高速道路が走り、住宅地に変わりつつあります。
最近、狸をよく見かけるのは彼らの棲家がなくなってしまったからでしょう。

昨夜もお散歩の途中で会いました。ぼくんちのお隣は空家でその隣は空き地でススキが生い茂っています。
どうやらそこに住みついているみたい。
彼らはドンくさくって、道を歩いているときもよたよたしています。
国道で交通事故にあった無残な姿も何度かみました*(涙)*

ぼくは猫はあまり好きじゃないけれど狸は許せるんだ。
しばらく、じっと見つめあって人間には内緒のお話もしたんだよ*(ラブリー)*

おかあさんはちょっと動くと、もうすぐにおなかがすいてくるのです。
昨夜、おねいちゃんが食べなかった秋刀魚をお昼に食べようと内心思いながらおそうじをつづけていましたが、狸親子に食べさしてあげるのはどうなんだろうか*(はてな)*

ぼくんちの斜向かいもまた空き地で、以前に猫の餌を持ってきて野良ちゃんにあげている人がいました。
ぼくのおかあさんは猫も好きですが、それは感心した行為じゃないなぁ、それなら連れて帰って自分ちで飼えばいいのにと思っていましたから。

ぼくんちで狸を飼うなんて、できないよね*(!?)*