昨日の朝日新聞夕刊に、「人生の贈りもの 音楽プロデューサー 木村英俊 3 「ハイジ」のヨーデル スイスで録音」という記事がありました。
音楽プロデューサーの木村英俊さんが、アニメ音楽の草分けとしての話をしてくださるシリーズの3回目です。
1974年に放送されたテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」のヨーデルとアルペンホルンは、木村さんが企画して、本場スイスで録音し、海外レコーディングによるアニメ音楽では最初のケースだったそうです。
当時は企画が決まっても、社内に「吹込承諾書」にOKしてもらうまでに18個くらいのハンコが必要でした。
海外出張となれば、さらに稟議書を持って社内を走り回りました。
経理からは嫌みも言われました。
いよいよ放送に間に合わないというぎりぎりのタイミングで、首も覚悟して自費で行ったのだそうです。
チューリッヒで、かっぷくのいいお母さんと娘さんが民族衣装で楽しそうに歌ってくれました。
やっぱり長く残ってきた音楽にはとぎすまされた良さがある。
「どうせなら全編ヨーデルで」という意見もあったんですが、それじゃ子どもが歌えない。
そこも譲れないところでした。
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アニメ「アルプスの少女ハイジ」のヨーデルの音楽は、印象に残る部分です。
録音のために、そんなに手続きが必要で、最後には自ら自費で行かれたのですね。


音楽プロデューサーの木村英俊さんが、アニメ音楽の草分けとしての話をしてくださるシリーズの3回目です。
1974年に放送されたテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」のヨーデルとアルペンホルンは、木村さんが企画して、本場スイスで録音し、海外レコーディングによるアニメ音楽では最初のケースだったそうです。
当時は企画が決まっても、社内に「吹込承諾書」にOKしてもらうまでに18個くらいのハンコが必要でした。
海外出張となれば、さらに稟議書を持って社内を走り回りました。
経理からは嫌みも言われました。
いよいよ放送に間に合わないというぎりぎりのタイミングで、首も覚悟して自費で行ったのだそうです。
チューリッヒで、かっぷくのいいお母さんと娘さんが民族衣装で楽しそうに歌ってくれました。
やっぱり長く残ってきた音楽にはとぎすまされた良さがある。
「どうせなら全編ヨーデルで」という意見もあったんですが、それじゃ子どもが歌えない。
そこも譲れないところでした。
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アニメ「アルプスの少女ハイジ」のヨーデルの音楽は、印象に残る部分です。
録音のために、そんなに手続きが必要で、最後には自ら自費で行かれたのですね。

