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くも膜下出血: 巨人木村コーチ どんな病気?

2010年04月11日 07時51分05秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ニュースがわからん! くも膜下出血ってどんな病気」という記事がありました。

ニュースの背景を分かりやすく解説してくれるコーナーです。

巨人の木村拓也コーチ(37歳)が、練習中に倒れて亡くなりました。

くも膜下出血は、避けることができないのでしょうか?

頭蓋骨の中にある脳は、3層の膜で覆われています。
脳のすぐ上から、「脳軟膜」、「くも膜」、「脳硬膜」です。

「くも膜」の下には、細い血管があり、そこで出血するのが「くも膜下出血」です。

血管にできた「こぶ」が、破裂して起こることが多く、
バットで殴られたような痛みに襲われるそうです。

すぐに治療を受けるないと、出血が続いてしまします。
日本では、3割の人が亡くなり、4割の人が手足がまひするなどの重い障害が残ると言われています。

なぜ、血管にこぶができるのかは、まだはっきりしていません。

遺伝的な要素を指摘する専門家は多いそうです。
親に血管のこぶがあると、子どもにもこぶがある確率は高いと言われています。

患者数は、2008年は1万4千人がくも膜下出血で亡くなりました。
(日本国内、厚生労働省による)

女性の割合が、男性よりやや高く、男性の1.6倍です。
たばこを吸う人、飲酒量の多い人、血圧の高い人がなりやすい傾向があります。

予防としては、本格的な症状が出る前に、少しだけ出血して、頭痛やめまいが起きることがあります。
身内にくも膜下出血の患者がいる人は、この予兆を見逃さないようにする必要があります。

「脳ドック」で、こぶの有無も調べることができます。

日本脳ドック学会のガイドラインでは、こぶが5~7ミリ以上の場合を、治療の対象としています。
(それより小さい場合は、経過観察)

こぶの治療には、
カテーテルを、足の太腿から入れて、特殊なコイルでこぶに栓をする
開頭手術をして、こぶの根元をクリップではさむ   等があります。

「くも膜下出血」
「脳梗塞」  (血液のかたまりで、脳の血管が詰まる)
「脳内出血」  (脳内の血管が破れて出血する)

3つを合わせて、「脳卒中」と呼びます。

「脳卒中」による国内の死者は、年約13万人で、
「がん」「心疾患」に続いて、3番目に多い  ということです。
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まだ30代の木村コーチが亡くなったのは、ショックでした。

予防の方法がはっきりしないのも、心配です。

「くも膜下出血」が、「脳卒中」に含まれるとは知りませんでした。
血圧を適正に保ったり、循環器系(血圧とか心臓とか)にいい生活を心がけるくらいが対策なのでしょうか。


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