ある40代女性の生活

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銀塊や銀貨(178億円相当): 沈没船(1941年)で発見 来年から引き揚げ 80%受け取り予定

2011年09月28日 02時26分16秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「海底に眠る銀178億円 アイルランド沖で沈没船発見」という記事がありました。

大量の銀を積んだ沈没船が発見され、うまく引き揚げればその80%を深海探査会社がもらうのだそうです。

英国のBBC放送などが、9月26日に報道しました。

船は、1940年12月(第2次世界大戦中)にインドを出発し、英国へ向かっていたSSゲアソッパ(全長125m)です。
1941年2月に、アイルランド沖で沈没しました。

アメリカの深海探査会社「オデッセイ海洋探査」が、英国交通省と契約し探していたところ、深さ4700mの海底で発見しました。

銀塊や銀貨約200トン(1億5千万ポンド、178億円相当)が積まれていて、来年からの引き上げが成功すれば、「オデッセイ海洋探査」が積み荷の80%を受け取る予定  ということです。
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宝探しの物語のようなことが、現実にあるのですね。

発表してしまって大丈夫なのか、最初は心配しました。

海底4.7kmと聞き、その深さだったら誰かが取ってしまう心配も少ないのかと考えました。

海底の様子を写した写真も添えられていました。
深緑の海底から、銀色の金属が突き出ています。

「銀?」と期待して説明を読むと、羅針盤ということでした。


そんなに大量の銀(銀塊や銀貨)を何に使う予定だったのでしょう?

「SSゲアソッパ」で見てみると、

「DJ-海底探査会社オデッセイ、銀を積んで1941年に沈没した船を発見」という個人の方のブログが最初に出てきました。
(http://blog.goo.ne.jp/ringo1244/e/7eb7917248d56a8b3772154d601502bd参照)

海底探査会社オデッセイ・マリーン・エクスプロレーションが、今回の発見で株価が上がっていると説明されています。

「公式書類と最近の調査を見る限り、沈没船から見つかる貴金属類としては史上最大規模となる公算が大きい」

とも書かれていて、英文の情報を読んで書かれたもののようです。


記事に、BBCが9月26日に報じたとあったので、探しに行ってみました。

BBCのホームページに行きました。
(http://www.bbc.co.uk/news/参照)

右上の欄に「silver」と書きこんで検索すると、ニュースが出てきました。

「Shipwreck of SS Gairsoppa reveals £150m silver haul」という記事です。
(http://www.bbc.co.uk/news/uk-15061868参照)

地図があります。

船は攻撃を受け、80名以上の乗務員が死亡したが、3名がライフボートに乗り、そのうち2名が亡くなったため、生き残ったのはたった1人だった

カルカッタ(インド)から出航するとき、銑鋼、紅茶、それに大量の銀を積んでいた

と書かれているように読めます。


BBCの報道は、事実を淡々と伝えるというよりは、歴史や当時の人の様子を伝えることに重きがおかれているように感じました。


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