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電波時計の送電所(福島): 復活 日本は2カ所(佐賀と福島) 「情報通信研究機構」は見学無料

2011年04月23日 05時04分27秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「電波時計の送信復旧 20キロ圏、防護服でスイッチ」という記事がありました。

電波時計の時刻合わせ機能の基地は、日本は2カ所しかなく、福島送信所は地震でストップしていたのが4月21日に復活したのだそうです。

送信所は、原発の「20キロ圏内」にあります。

地震時に、職員が避難し、電波が止まっていました。

約40日ぶりに、情報通信研究機構の職員ら10人が、防護服を着て送信所を訪れました。

機械のスイッチを入れ、東日本の電波時計の時刻合わせが、再びできるようになりました。

今後しばらくは、無人のまま運転を続けるということです。
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このニュースはヤフーニュースの記事でも伝えられていました。

「福島第1原発 電波時計再開 送信所が40日ぶり発信」という記事です。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110421-00000036-maip-soci参照)

地震後、働かせなかったのは、無人で送信を続けた場合、落雷などで機器が故障しても対処できず、誤った時刻情報を発信して混乱を生じる恐れがあるためだったそうです。

東京都小金井市から遠隔操作で停波させることが可能になったので、再開したということです。


たまたま、地震後に電波時計を買おうとLOFTの売り場に行きました。

そこにはポップ(小さな張り紙)で、「日本には電波時計の送信所が2カ所あり、今回の地震で東北の基地の電波が止まっています。佐賀からの受信のみの状態であることをご了解のうえ、ご購入ください」という趣旨が書かれていました。

西日本は佐賀、東日本は福島に送信所があるとは、そのとき初めて知りました。


記事にあった「情報通信研究機構」を見てみると、

独立行政法人で、ホームページが最初に出てきました。
(http://www.nict.go.jp/参照)

「NICT」という略称でも呼ばれるようです。

「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は暫定的に送信を再開しました」というお知らせがトップページにあります。

福島の送信所は、「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)」
佐賀の送信所は、「はがね山標準電波送信所(60kHz)」   という名前だそうです。

「理事長のあいさつ」を見ると、

情報通信研究機構(NICT:National Institute of Information and Communications Technology)は、情報通信技術(ICT)分野の機構とあります。

明治29年に、逓信省電気試験所として無線の研究を始めたのがスタートのようです。

その後、2001年に郵政省が総務省に再編(総務省通信総合研究所)され、独立行政法人通信総合研究所となりました。

ホームページの右側に、

日本標準時 4時54分
協定世界時 19時54分
国際原子時 19時54分  とあり、時刻にもいろいろな種類があるようです。

電波とか通信とか時刻とかの専門家が集まる研究機関のようです。

見学(展示室)もあり、東京都小金井市、茨城県鹿嶋市(宇宙関係)、沖縄で無料で見ることができるとありました。

子どもの自由研究の材料にもよさそうですし、普段あまり意識しない電波や時刻の分野も奥が深そうだと感じました。


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