ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

叱れない父親

2012-03-31 15:02:29 | 家庭生活

昨日の朝、主人と少し話をした。

主人はケン太のこととなると、たまに揺れ動く。

もう見守るしかないという受け入れの気持ちと、このままじゃマズイという焦りの気持ち。

どちらにも針が振り切れる時がある。

 

訪問の先生がケン太の勉強をみてくださっているが、

ケン太が2週間続けてお休みしたあたりから、ケン太のやる気がなくなり、

しばらく勉強から遠ざかっていた。

 

木曜日に入ってくださり、やっと春休みの課題に手をつけることができたそうだが、

そうなると主人の期待が膨らみ、これからどこに目標を定めるか(志望校)、どうやって

勉強を進めていくかなど、家庭教師の先生とディスカッションしているのか??

ちゃんとこちらの希望などを伝えておいた方がいい・・・みたいなことを言ってくる。

 

しばらく勉強から遠ざかっていて、やっと勉強できる体制に戻っただけ。

今は勉強をどう進めていくかよりも、やる気スイッチを探しながら、とりあえず課題など

提出しなければならないことを終わらせることが目標。

今は何を勉強するかではなく、ケン太の気持ちをどうフォローしていくかの部分が多い。

先生はケン太にうまく寄り添りそい、ここまで支えてくださった。

ケン太も先生を受け入れている。

もう少し先生にお任せして様子をみてあげてほしい。

 

そうこうことを言うと、呑気だの、勉強をやらせる気がないのだの・・・いろいろと言ってくる。

最後は「学校へ行けばいいとだけ思っている。勉強をしないのなら学校へ行っても無意味だ」と。

 

主人は復学したはいいが、そのあと、勉強をやらせなかったのが不満。

それで、ケン太は勉強しなくなったと思っている。

 

私だって心配していないわけじゃない。

じゃあ、親がやらせればやるの?

 

見かねて主人はケン太に声をかけて勉強を教えていたことがあった。

でも、長続きしない。

やる気がみえる時はいいのだが、やる気がない時にケン太を責めてしまう。

そしてケン太が「もう、やらない”!」と勉強から離れる。

 

そんなことを繰り返して今に至ったのだ。

 

そんなにやらせたかったら、主人がうまく教えてあげればよかったじゃない。

それができなかったのに、どうして私のせい?

気が済まないのなら、また教えてみればいいじゃない!

 

「だってもうケン太は俺の言うことなんてきかないもの。一時、あれだけ押さえつけたんだよ。

拒否反応がすごい。きっとあの時の反動だ。あまりにも押させつけて、おかしくしてしまったんだ。

俺はケン太に対して申し訳ない気持ちしかない。だから、ケン太に強く言うことなんてできない」

 

主人は自信をなくしているのだ。

ケン太に問題が起きても弱腰。

自分が言い聞かせることなんてできないと思っている。

 

気になりつつも自分が関わる自信がないから人に求めるのだろうね。

だから、そのやり方が気になって仕方がない。

そして、文句を言いたくなる。

 

 「申し訳ない気持ちがあるのはわかるけど、あまりそう思わなくてもいいと思うよ。

やり方は間違っていたかもしれないけれど、私たちはケン太のために一生懸命だったんだよ。

全てはケン太のためによかれとと思ってやってきたことなのだから・・・反省はすべきだけど、

やってきたことを否定しなくていいと思うよ。

それに、中学生の男の子にとって優しいだけのお父さんはどうかな。怒らないお父さんは

いいかもしれないけど、どこか物足りなさも感じるんじゃないかな。普段は優しくても、ここぞという時に、

厳しいことを言ってくれたりすることをどこかで望んでいると思うよ。ケン太は何も言われないと

かえって自分に感心がないのではないかと寂しく思うようなところがあるから、叱っていいと思うよ」

 

主人、涙ぐんじゃった・・・

 

 

ランキングに参加しています。
クリックしていただけると嬉しいです

    ↓
にほんブログ村 子育てブログ 中学生の子へにほんブログ村

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 辞校式だったのに・・・ | トップ | 陽気に誘われて・・・ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ポレ子)
2012-04-01 17:58:19
ご主人と大事な話が出来てよかったですね。
そういう風に感じてたんだ・・・。
そういう感情言えそうでなかなか言えない。
親だって揺れるときはあるし。

みいみさんの言うとおり、ケン太くんはお父さんの真剣を待っているのかもしれませんね。
関心もたれないのは寂しいから・・。

みいみさんが諦めず頑張っているから、ご主人に気持ちが届いたんだと思う。
これからも応援してます
返信する
ボレ子さんへ (みぃみ)
2012-04-01 21:02:36
その時、主人、遅出だったんです。前日に訪問があり、やっと勉強をやったみたいと報告したら、どれだけやったのか?もっとやってほしいみたいなこと言ってきて・・・家庭教師なんだからこちらの要求を言うのが当然って感じで言ってきたので、そこから1時間の話し合い。要求するこが多いし、すぐ成果を求めるし・・・様子を見ているのが不安なんでしょうね。

ケン太に強く言うのが怖いというのは、私もよくわかるし、言ったら反発するかもしれないけれど、黙っているのも放置されているようで寂しいかも。せめて親の気持ちを伝えていくことはしてほしいなと思います。
返信する

家庭生活」カテゴリの最新記事