ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

少し後悔していること・・・

2018-05-23 23:33:30 | 私(みぃみ)
「顔を出さない謝罪はない」

20歳の青年があそこまで追い込まれ、
何故、一人であのような会見をしなければならなかったのか・・・

大学に入って
好きなスポーツを続け

地道な努力やそれが報われた時の感動、
心身ともに成長できる場所であるはずなのに・・・

学校側は彼に何を学ばせようとしたのでしょうか。
勝つための道具としかみていなかったのか・・・

非常に残念でなりません。

でも、彼の真実を明らかにするという勇気。
その潔さ。

どれだけの大人が20歳の彼から学んだことでしょう。

やはり彼はスポーツマンだと思いました。
素晴らしい姿勢だったと思います。

人間に「過ち」はつきものです。
許されるべきではない「過ち」はあります。

でも、それで全てを失ってはいけないと思います。

やりなおせるチャンスは誰でも与えられていると思います。

彼を応援します。


しかし、上に物を言えない絶対服従関係においての、
あの逃げ場を与えない追い詰め方。

今回のケースと事の大きさや問題の質は違いますが、
ケン太の剣道部の顧問も追い詰め型の指導でした。


実は私は少し後悔していることがあるのです。

剣道部の問題が出始め、登校にも影響が出てきた頃のことです。

そもそも、ピリッとした空気が気に入って選んだ剣道部。
厳しそうなことはわかっていて入った剣道部。

敢えて厳しい場所を選んだのは少し驚きましたが、
嬉しい気持ちもありました。

中一の時の担任が、ケン太が顧問に絞られていた場面を目撃し
心配して私に報告してくれましたが、

運動部だったらそのくらいあるんじゃないか。
厳しく指導してくれるのはありがたい・・・そのくらいに思っていました。

確かに少し理不尽な感じはありました。
でも、この先、社会にでれば理不尽なことはいくらでもある。
今のうちに経験し乗り越える術を身につけてほしい。

あくまでも学校でのことは子どもの領域。
子どもから言ってきたら、その時に話を聞く。
そうでないのなら先生にお任せする。

そう思っていました。

中学受験で親があまりにも関わりすぎて問題が起きていたので、
過干渉だったことを反省していたからです。

その反省から、子どもの問題に余計な口を出すまいと決めていました。
その思いが強かったです。

顧問が私の想像以上に手ごわい存在だったということを知った時、
もう修復不可能の状態になっていました。

ケン太が顧問に部活を辞めると言ったと言ったけど
実際は言っていませんでした。

ケン太は嘘をついたことで、顧問から逃げ続け、
自分で逃げ場を失っていったのです。

ケン太の様子をみているだけだったので、
そのことに気づくのが少し遅くなりました。

裏で学校に確認をとっていればなと思いました。
もう少し早く顧問と話ししていればなと思いました。

それをしていたからといって
何かが変わったわけではないかもしれません。

でも、ちょっと思いが残る結果になってしまいました。


不登校から抜けて約1年で中学校という新しい環境に入り、
考えてみれば、まだリハビリ中でした。

微妙な時期でした。


親は子どもに変わって何か動けるわけではないのですが、

同じ見守るにしても

完全に手を放して見守るのでいいのか、
水面下で働きかける必要があるのか

見極めも必要だったと思います。





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