ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

弱いところさらけ出せる親の方がいい

2021-07-31 23:52:27 | 感名を受けた話
昨日のネットニュースですが・・・

元プロ野球選手の清原氏の息子さんの言葉が紹介されていました。
とても印象的なものでした。

薬物やアルコール依存症と闘う父の姿に

「弱いところさらけ出せる今の方が断然かっこいいわ」と。

元妻の亜希さんがそれに対し、思われたことを書かれていました。

親は自分が持つ正解を教えて育てようとする。
どこか上からで、どこか先輩目線で、どこか人間教科書のような時もある…
それは基本大切なこと。けれど、果たしてそれでいいのかと考えさせられた瞬間でした

子供の目に映る父親像、母親像は、もしかしたら親が思い描く像とは違うものを求めているのかも知れない…あの日から私の子育ては更に楽になりました

親の評価、子の評価は、つけられるものではないけど、つけるとするならば、他人さんではなく真実を知り得る親子であればいいのかな・・・とも感じました。
親は教科書じゃなくていい。弱くてもいい。子供から教えられたことのひとつでした




まず、息子さんがそこまで思えたことが凄いです。
大人ですね。

親が逮捕されることで、肩身の狭い思いをしたり、不利益を被ってしまうことも。
かっこ良かった父親が、かっこ悪くなってしまう。
それだけでも、子どもとして受け止め難い状況に陥るはずなのに。

でも、もうかっこつけている場合じゃなくて、必死に生きるしかなくて、
そこに本来の人間らしさ、飾らない父親像を見れたのかもしれないですね。



不登校の子の親御さんたち、真面目て常識的で優しい方が多いです。

でも、だからこそ、子どもが不登校になってしまいがちなんだとも感じます。
子どもにもそれを求めがちだからです。

親の思いのように育ってくれる子はいますが、なかなかそのようにならない子も。
真面目で常識的な方ほど、そこに危機感を覚えたりもするので。
気が付いたら、親の価値観で縛ってしまっている。

子どもも、親の望むような子にならない自分に自信が持てない。
自己肯定感が上がらない。
親が完璧なほど子は辛い。

そんな時は・・・・

親だってダメなところはある。
失敗だってする。
泣きわめきたい時もある。

そんな本来の人間らしい部分も子どもに見せることができたら、
子どもも、気が楽になるような気がします。

「いい子じゃなくてもいいんだよ」

そんな呪縛を解いてあげられるのではないかと・・・

親が何故、子どもに求めてしまうかといえば「子の評価」だけでなく「親の評価」も気になってしまうからではないでしょうか。

それには、まずは、自分が他のお子さんや親御さんの「評価」をしないことかなと思います。

「人様のこと、とやかく言える立場じゃないわ~」くらいで?どうでしょね(笑)




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