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オートバイ、大型クルーザーやツアラーに見るビッグ排気量の個性。(番外編vol.3044)

2021-08-06 10:00:30 | 日記

最近では国産も外車も大型クルーザーや大型ツアラー、はたまた大型アドベンチャーに至るまで、

新型車が登場すると、どんどんその排気量は「大きくなっていく」傾向ですよね。

例えば、BMWの「R18」に関してはその名の通り「1800cc」も排気量があります。

確かに、昔から「唯一のモノ」としての、とてつもないビッグ排気量ってのは一部で存在していましたが、

一般で普通に大量販売されるオートバイも、気がつけばここまで来ています。

排気量が1800ccもあれば車でもまぁまぁです、ボクからしたら正直もうオートバイの排気量じゃないですね。(笑)

はるか昔を考えると1000ccもあれば相当大きなエンジンと言うイメージがありましたが、

そのうち2000ccって信じられないほどの排気量を持ったオートバイも出現するんでしょうか。(笑)

で、なんでそんな大きな排気量のオートバイを作るのか?その要因というか「理由」って何なのか?

どんどん大型化する排気量に関して、その排気量が大きければ何が凄いのか?良いのか?

振り返って考えてみると、実はボヤッとしか分からなかったりしませんか。

なので…、まず「速い」って言うワードに関してですが、間違いなく排気量が大きくなれば速くはなります。

しかし、それは「加速力」の事を指しており、あくまで最高速と言う事ではありません。

じゃあ何故、加速力が速くなっていくのかと言うと、要は「トルク力」が上がるからです。

このお話は以前にも何度かした事がありますが、

トルク力とは、言い換えれば物を「引っ張る力」もしくは「持ち上げる力」の事を指します。

例えば「1kgのトルク」を持ってると言うことは「竿」の端っこを持って「1mの棒を持ち上げれる力」の事を指しています。

なので、もし「10kg」もある場合は「10mの棒が持ち上げれる」って事です。結構な力ですよねぇ。(笑)

例えば、今回取り上げるBMW「R18」のトルクをみると「158Nm at 3,000rpm」となっているのですが、

これは、単純に言えばエンジンが3000回転で回ってる時に158 Nm=「約16kg」のトルクが発生してるとなるので、

そのまま「16mの棒を持ち上げる力」が発生してると考えれば分かり易いです。

まぁ、言い方を変えれば、要するに瞬間的に発生する「火事場の馬鹿力」ってヤツです。(笑)

で、理論上、排気量100ccに対してトルクは1kg発生するので、排気量が大きければ大きいほどトルク力は大きくなる計算です。

なので排気量を大きくする理由は、ここを求めてると考えれば良いって事ですね。

で、排気量が大きくなってトルクが大きくなれば「低速から安定した力」を発生しやすくなります。

要するに「低回転からその力を発揮する事が出来る」からです。

これが、またまた言い換えれば「乗りやすい」とか「運転が楽で安心」って事になるんですね。

ただ、その分「犠牲になる所」もあります、例えば「車重」はどうしても重くなります。

確かに運転は楽になりますが、乗り出しや取り回しは逆に大変になる訳です。

長々なりそうなので最後に、良いことばかりじゃなくて欠点としてお手軽感は全くなくなるって事ですね!(笑)








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