
バイクに乗ってる人なら、ある程度の故障に関して「理解を示してる」と思いますが、
バイクって車に比べ、どうしても「故障が多い」ですよね。
その理由は大きく2つあって、1つはエンジンの特性、もう1つは振動と構造にあります。
車の場合、エンジンを最高に回してもせいぜい6.000回転から8.000回転まで。
それに比べバイクの場合、回るものだと18.000回転以上ってのもあります。
要するにエンジン回転が全体的に高いことが、寿命や故障に大きく影響してるということです。
基本的にエンジンって4ストに限って言えば、バイクも車も「構造は、ほぼ同じ」です。
ただ、使われる「回転数」が違うんですよね。
結果、負担が多い分、故障する可能性が高いということです。
また、それに伴い「部品の消耗」も早いです。
車の場合は、ある程度の期間を乗って永年劣化することで部品交換をするという感じですが、
バイクの場合は、期間に関係なく「使う度合い」で部品交換するケースがあります。
負担が大きい分、部品にも負担がかかってるということです。
そしてもう1つの理由が「振動と構造」です。
バイクでも気筒数が増えれば振動に関してある程度の軽減はなされていますが、
車に比べ、バイクはエンジンを支えるフレームがダイレクトです。
車の場合はエンジンルームでエンジンが大きく振動しても車体全体には伝達されません。
しかしバイクの場合は、単純なフレームに直接取り付けられているため、
車体全体に振動が行き渡ってしまいます。
これにより電気系統に負担がかかり、故障に繋がるということです。
さらに構造上、全てがむき出しとなってるため、雨による腐食や錆びも大きな要因になります。
これに関しては程度の対策がバイクにもなされているのですが、
所有期間が長くなれば、車より早く故障に繋がります。
近年の新しいバイクがより完成度が高いため、昔に比べ随分故障率は減ってきてるのですが、
それでも車に比べると故障はします。
マメな点検やメンテナンスを余儀なくされる訳ですが、
逆にちゃんと整備してやれば、故障は減っていきます。
年式が10年を超える古い車両は「故障する」という前提で乗る必要があります。
わかっていてもいざ故障してしまうと「なんでだ!」って思ってしまいますが、
結局そうゆうことだと「バイクを理解する」必要があると思いますね!(笑)
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