オートバイ大国と言うより「工業・産業大国」と言ってもおかしくない日本ですが、モノづくりに関しては優れたスキルや、地道で前向きな気質を持ってる反面、
意外に「人材」に対しては消極的であったり、あまり強い意識を向けない傾向を感じてしまいます。まぁ、確かに技術者の面ではどんどん優れた人材が生まれて
いますが、それを「乗りこなす人材」にはあまり積極的じゃ無い気がするんですよね(笑)。海外、特にヨーロッパのプロライダーやプロドライバーのコメント
で良く耳にするのが「日本車は優れているがライダーやドライバーが育っていない。」って言葉です。これ言われなくても「事実」で、国際レースに出場してる
プロとされるライダーやドライバーってホント「日本人での成功者がいない」ですよね(笑)。海外で国際レースを積極的に行ってる国であれば、ほぼどの国でも
「とんでもない成功者」って一人ぐらいはいます。イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、アメリカ、ブラジル、などなどこ、これらの国で「どんな
プロ選手がいたか?」ちょっと想像してみれば明らかですよね(笑)。逆にほとんど日本車でレースが行われてるとも言えるモータースポーツにあってプロライダー
であったり、プロドライバーであっても、上位クラス(オートバイならmotoGP、自動車ならF1)で1回のワールドチャンピオンすら輝いた人材は1人もいません。
いやぁ、残念ながら世界的に「時代を席巻した人材」は考えても記憶の中で1人としていませんよね(笑)。逆に海外へ目を向けてみると、オートバイの世界でも
「ケニーロバーツ選手」「フレディースペンサー選手」「ケビンシュワンツ選手」「ウェインレイニー選手」などのアメリカ人。1980年代から1990年代ににF1で
大成功した「アランプロスト選手」はフランス人。またブラジルだけでなく世界が認める天才ドライバーで、もちろんブラジル出身の「アイルトンセナ選手」はた
また現在も活躍中で世界のトップを10年近く保持し続けてるスペイン人の「マルクマルケス選手」や、その以前を牽引してきてたイタリアの「バレンティーノロッシ
選手」など。ちょっと考えただけでも多くのプロドライバーやプロライダーを海外の国々では排出していますが、これらの人材に値する日本人っていましたでしょ
うか(笑)。で、多分ですが、これは「個人の問題」と言うより「環境の問題」、要するに「人材育成の問題」が大きく関係しており、海外では多くの団体からなる
育成プログラムってのがあり、お金を持たなくても才能がありそうであれば、チャンスが与えられるシステムがあるのですが、日本にはそういったものがありません。
とは言え、一応個人レベルで行ってる団体はありますが、支援してくれる企業などのバックボーンが薄いので結果に結びついていないのが実情だったりします。最近
ではアジア圏で見て行きますと、このヨーロッパの育成プログラムに習って優れた人材を排出し始めています。アジアの一部なのに日本だけ立ち遅れてるんですよね。
結局は良い乗り物や家電品、様々な産業品に関しては世界トップレベルで送り出してる反面、人材に関してはあれこれ勝手に語らしてもらいました(笑)が、そんな
感じだったりするんですよね(笑)。本質に立ち返り、そもそも日本人にはそう言った人材自体が存在しないのか?それとも実力を持った人材はいるけどチャンスが
ないのか?ボク個人の中で、ずっと思い考えてしまってる部分だったりするんですよね!(笑)
おお!まさにおっしゃる通りじゃないかと思います。(笑)
全員が一列に並ぶ教育を子供時代からさせられてる日本人の場合、
どこか「特別が許せない気質」にある気がボクもします。
もちろん、プロ野球で大谷翔平選手の様な国際的なスターも排出していますが、
モータースポーツに関しては「さっぱり」ですからね。(笑)
1人vs1人だと、おっしゃる通りそうなってしまうのかも知れません。
ボクも日本人の気質に「陰気」ってある気がしてて、
ドラマ「半沢直樹」じゃ無いけど、そう言った社会基盤って実際にもあって、
社会に対して特別な才能は蹴落とされる傾向を感じます。(笑)
オートバイも自動車も、世界的に優れたモノを作る日本人なのに、
どうして人材となるとそうなってしますのか?
多分、本当の民主国家では無いからじゃ無いかってボクは思ってしまいます。
ありがとうございます。