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ボク世代(昭和40年生まれ)の過去を振り返るシリーズ第二弾!です。(笑)
今回は、1989年に、センセーショナルとも言える大注目の中、登場したカワサキ「ゼファー」シリーズです。
まず、最初に登場したのが400ccモデル、次に1100ccモデル、そして最後に750ccモデルと順序立てて発表されます。
特に「400ccモデル」に関しては、後に驚くほど売れ、90年代初頭で「最強のオートバイ」となります。
それまでの「レーサーレプリカ」を中心として人気があったオートバイシーンに「革命を起こした名車」でもありましたしね。
当時のボクの年齢は24歳、個人的にも「おおっ!」って思ったオートバイでした。(笑)
とにかくハイエンドで速いオートバイが注目されてた時代に、全く「違うコンセプト」で突然現れた感がありましたから…。
かつて70年代の名車カワサキ「Z」シリーズの、リメイク(ネオクラッシック)とされたモデルとして登場した経緯ですが、
それが「ズバリ大当たりした」って状態でした。
なので「カワサキ!やりおったな!」ってのが、当時のボク個人の印象です。(笑)
今でこそ「族車のイメージ」が強い車両となっていますが、
登場当時は、そうゆう見られ方では全く無く、純粋に「正統なオートバイ」として称賛されていました。
ボク自身も大きな衝撃を受けましたし、強い影響を受けて、愛車として91年モデル(3型)を所有していました。
この手のいわゆる「ネオクラッシック」バイクは、それまでの「速さや乗りやすさ」を追求したものでは無く、
人気が高かった古いオートバイの足回りを、当時の近代的な技術でカスタマイズしたオートバイと言う見られ方でした。
それだけに、さらに「カスタムされる車両」も多かったです。
また、この人気にあやかるカタチで、ホンダから「CB400SF」や、ヤマハ「XJR400」、スズキ「GSX400インパルス」が、
続々と、打倒「ゼファー」と言う感じで、同じコンセプトのオートバイとしてのちに登場します。
なので、90年代の一時期はこの手の「ネオクラッシック」が、とにかく大人気を誇っていました。
また、カワサキも最初に出した事で、他のオートバイに性能で「溝を開けられた」感があったので、
水冷モデルとして「ZRX400」や、4バルブ新型エンジンを搭載した「ゼファー400改」を後に登場させて行きます。
この状況を見ても当時、この手のモデルが「いかに人気があったか」伺えますよね。
90年代後半になって、ある種のオートバイ氷河期を迎えるまで、人気は継続されていくのですが、
残念ながら最終的には、2008年の新しい「排気ガス規制」により「CB400SF」意外全て廃盤化になってしまいます。
この頃から個人的な意見ですが「ゼファー400」を中心に族車へ車両が以降して行った気がします。(笑)
まぁ、求められるユーザーが変わってしまったんですね。
今でも中古市場で、多くの車両が売られていますが、その価格帯は状態によってマチマチです。
新車での中排気量(〜400cc)に4気筒エンジンが少ないこともあり、400ccモデルは現在でもある程度の人気はある様です。
とにかくボクにとってはかなりセンセーショナルな1台で、
とても懐かしいですし、思い出深いオートバイです。
まだまだ、当時は「中型バイクが全盛だったんだなぁ」って思い起こされもしますね!(笑)
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