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ヤマハからは1998年よりリッターモデルのスーパースポーツ(SS)として「YZR-R1」が存在していましたが、
その頃のホンダって、まだレーサーレプリカ時代を彷彿させる900ccの「CBR900RR」がその対抗馬でした。
で、その後、他社がどんどん1000ccモデルのSSを登場させていく中、
ついに2004年、ホンダからも「CBR1000RR」の初代モデルにあたる「SC57型」を登場させます。
この初代「CBR1000RR」は当時、オートバイレースの最高峰「motoGP」で、
ホンダが新たに開発した4ストマシン「RC211V」からのフィードバックを強く受けており、
後方排気システムや、新機構の電子制御ステアリングダンパー(HESD)などが搭載されていました。
もちろんキャブは電子制御のフューエルインジェクション(PGM-DSFI)を採用しており、
まぁ、後発なだけに当時のオートバイの中でも、かなり「先進的なもの」になっての登場だったんですね。
また、この初期モデルは年々改良重ねながら、2代目「SC59型」が登場する2008年まで生産される事になります。
個人的にはこの初代「SC57型」って「デザイン」がとても優れていると今でも思っています。(笑)
時代を先取りした「ソリッドなデザイン」は今見てもカッコいいですし、何より車体全体のバランスがいい。
特に一部仕様変更された2006年以降のマイナーチェンジモデルに関しては特にそれが言える気がします。
ただ、現在の最新モデルと比べると、車体が「大きく重い」事が難点ではあります。
もちろん性能に関しても、あらゆる電子制御システムが搭載されてる現行車とは比較になりません。
そこはどうしても、どんどん進化されていくオートバイの性(さが)みたいなものですね。(笑)
それでも個人的にはデザインが好きです。
で、中古市場を調べると安いもので80万円あたりから高いものになると100万円以上するものまであります。
特に2006年式以降に関しては少しお高い気がします。
また、世間を見渡すと意外に今でも多くのライダーに乗られていますね。個人的にもちょいちょい見かけます。
想像ですが中には新しいモデルより、あえてこの「SC57型」が好きって人もいるのかもしれません。
ちなみに「仕様」ですが、
エンジンは、水冷式並列4気筒DOHCで排気量は1000cc、最高出力が172psとなっています。
最大トルクは11.7kgで、フレーム構造はアルミ製のダイヤモンド式、
フロントフォークは倒立型で、フロントブレーキシステムは既にラジアル式構造となっています。
ガソリンタンク容量は18リットルで、市街地での平均燃費が約20kmってところ。
なので、一回の満タン給油で走れる「航続距離が約360km」って計算になります。
ちなみにタイヤサイズはフロント120/70 ZR17、リア190/50 ZR17。
最後に、既に15年近く経った古いモデルですが、まだまだ現役で速く走れるマシンだと思いますね!(笑)
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