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Good Frlend!(motovlog)

個人の好きなことを書くブログです。

あくまで海外輸出モデルの、ヤマハ・FZ8。(番外編vol.3442)

2022-12-02 00:47:19 | 日記

2000年代に入ってからのヤマハが送り出すスポーツモデルが全て「YZF」に改められ、1980年代からあったレーサーレプリカ時代の「FZ」と言うネーミングは、

基本的に「海外輸出モデル」に特化したカタチで付けられる様になります。なので、例えば「FZ1」であったり「FZ6」シリーズであったり「FZS1000」であったり、

様々な「FZ」とと言うネーミングが与えられた車両が、その後も続々と登場してるのですが、これらは全て「海外輸出モデル」であり、国内での販売に関しては「逆輸入車」と

言うものです。そんな、ちょっと馴染みのない車両の1つに今日のご紹介するヤマハ「FZ8」と言う車両があって、その販売期間は2011年から、最終モデルで2015年まで

海外(特にヨーロッパ圏)を中心に売られていたんですよね。意外にヤマハの海外事情を知らないライダーさんにとっては馴染みがない車両だと思うのですが、実はボクも深くは

知らなくて、そもそもは、ただ存在を知ってるだけでした。で、この「FZ8(800cc)」ですが、先に登場してた「FZ1」の姉妹車にあたるモデルで、搭載されてるエンジンは

「FZ1(1.000cc)」に搭載されてたもののホアダウン仕様と言ったものです。また、ただボアダウンしただけでなくロングストローク化した事で、低回転からの老け上がりが非常に、

マイルドな仕上がりになってるところが特徴とされています。さらに仕様が同じでハーフカウルを搭載した「フェザー」と言うモデルが、それぞれにあり「FZ8」には「FZ8フェザー」や

「FZ1」には「FZ1フェザー」と言う車両で同時に存在していました。こちらも日本人ライダーからしたら馴染みが薄いですよね(笑)。で、この「FZ8」ですが、国内で販売された

ヤマハ「MT-09」や「MT-07」と大きく違うのは、なんと言ってもあの「YZF-R1」から引き継がれたハイスペックの「4気筒エンジンを搭載したモデル」であった事で、

コストパフォーマンスに優れた「MT」シリーズとは若干違うものでもありました。ここに関しては、「FZ」シリーズと「MT」シリーズの大きな違いとなるのですが何故そう言った

車両をそれぞれ設計したのか?はヤマハの開発陣のみが知るところで、結果的には、コストパフォーマンスに優れた大型ミドルの「MT」シリーズは国内販売、そしてその上級モデルと

言える「FZ」シリーズは海外輸出モデルとなってしまいます。なので、改めて細かく「FZ8」の仕様を見てみますとフレームはアルミ製のダイヤモンド式で、フロントフォークは倒立式、

エンジンの最高出力は106.2psで、最大トルクは8.4kgとなってて、全体的な作りが「MT」シリーズより多少贅沢なものになっていました。しかし意外に新車価格は安く、

この「FZ8」で903.000円(税込)、ABSが搭載された上級車種で955.500円(税込)と100万円を切る価格で販売されていたんですよね。個人的にはこの「FZ8」も国内販売されれば

よかったのにって思っちゃいますが、先にも述べた様に分けて販売したことに関しては、ヤマハの開発陣たちのみが知るところです。また話を戻しこの「FZ8」ですが、結果的に

4年間販売されたのですが初期モデルと最終モデルとの違いはほとんどなく、カラーリングの変更のみに留まっています。また乗り味に関しては速いには速いのですが、比較的乗りやすい

仕様に細かくセッティングされており、兄貴分の「FZ1」と比べてもマイルドなイメージが強い車両と言われています。ポジションも楽な感じでスポーツモデルながらツーリングにも

適しており、ちょっと便利アイテムを追加したりそれなりに工夫して乗れば十分にロングツーリングを楽しむ事も可能な車両の様です。で、最後に現在の中古市場を見てみますと、

大体安いもので60万円あたりから、高いものでも80万円前後で取引されている様です。これは比較的新しい中古である為、一番価格帯が低い時期である事と、国内での認知度が低い

ことから比較的安い価格帯となってる感じです。個人的には性能面を考慮して選ぶなら同額の「MT」よりこっちの「FZ8」を選ぶ方がお得な気がします。カスタムパーツは少ないですが

全体的によくまとまっていますしね。さて今日はそんな「FZ8」でしたが、いかがだったでしょう!(笑)





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