クルマと違いオートバイは転倒したり、エンジン寿命の限界が早いです。
もしバイクを買うなら、なるべく「新車で購入する」のがオススメなのですが、
予算のことや、好きなバイクが昔のものとなるとそうはいきません。
ただし中古を買うことはリスクを多く含むことを「改めて理解する」必要があります。
ある程度の傷は当たり前なので、ピカピカの車両をイメージするとなると、
ほとんど存在しないことを理解するべきです。
もしあったとしても高年式のものか、あらためてレストアされたものになってしまいます。
中古でも意外に高年式な車両は高く、新車とさして変わりがないものも多いです。
ちょっとの差を重視した結果、後から「新車で買えばよかった」ってなことも有りうります。
レストアされたものだと、もちろん新車を凌ぐ高額なものに。
また、高回転に周るオートバイのエンジンは耐久性が低く、
クルマのように10万キロを越えてもまだまだ乗れる、なんてものはほとんど存在しません。
数万キロも走ってるバイクは確実に何らかの問題を起こす可能性が大です。
これらを踏まえても新車で買うことが正解と言えるのですが、
実際、今の現象を見ると新車はあまり売れておらず、
特に「大型バイクを中心に中古の方が多く流通してる」ようです。
これは予算の問題が一番だと考えられます。
しかし結果的に「中古は乗り出してからお金がかかる」ケースがやはりあります。
一番はタイヤなどの消耗部品。
購入時に7分〜8分でも2〜3年もすれば買い替えを迫られます。
大型のスーパースポーツ系だと新品と交換するとなると7万円以上するタイヤ代が飛んでいきます。
また、エンジンからオイル漏れが発生した場合、
エンジン修理にかなり高額な費用がかかってしまいます。
中古の場合、これはある意味「避けられない」もので、
乗り手が変わることで「運転の癖」が変わりエンジンが壊れやすくなるという原因が有る訳です。
実は同じ人が乗り続ける方がエンジンって長持ちするんですよね。
誰しも出来るだけ、費用を抑えてバイクと付き合いたいと考えるのが一般的ですが、
他にも思いもよらない落とし穴がたくさん存在します。
中古を購入して「なんでこんなに故障ばかりするんだ!」って怒りをあらわにしても、
結局そうゆうことなんですよね!(笑)