宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業法人若手社員のミニトマト勉強会の開催

2021年10月19日 16時39分43秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 10月13日,「株式会社めぐいーと」(東松島市)の若手社員4名を対象に,ミニトマトの病害虫防除と肥培管理について勉強会を開催しました。
 株式会社めぐいーとでは,大型鉄骨ハウスでやし殻培土を用いたミニトマトの養液栽培を,「トマトベリー」と「サンチェリープレミアム」の2品種で行っています。作型は9月下旬定植の抑制栽培で,現在は開花始期で,①病害虫の早期発見では資料(主要な病害虫の特徴と見分け方)を参考に社員と普及員が3組に分かれて発生状況の調査を行いました。若手社員からは,生理障害と病害虫の見分け方など活発な質疑応答がなされました。病害虫を見る目が養われ,調査速度は,どんどん早くなりました。②肥培管理では,給液と排液のEC,pH測定の意義を説明し,実際に測定を行い,現在の肥料の濃度を数値として把握することができました。若手社員からは,「自分が思っていたEC値と若干違った。」という感想がありました。
 次回以降の勉強会を通して,若手社員が病害虫の早期発見と生育ステージや生育量に合わせた養液濃度を調整できるよう,栽培技術の向上を支援していきます。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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石巻管内の農業大学校先進農業体験学習終了式の開催

2021年10月19日 09時03分30秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 10月8日石巻合同庁舎で農業大学校先進農業体験学習終了式が行われました。石巻管内出身の1年生2名が,東松島市の株式会社めぐいーと,有限会社アグリードなるせで9月6日から10月8日までの33日間先進農業体験学習を行いました。この体験学習は,優れた先進農家の経営手法や技術を体感し,経営者の人生哲学を学び,また,学生の心身を鍛錬することを目的に行われています。
 学生からは,「法人が地域を大切にし、発展していること,仕事をすることで生じる責任感を実感した。視野が広がった。」,「法人になじめるか不安だったが,温かく迎えてもらった。法人の中で仕事としての農業を学ぶことが出来た。学習したことを生かして地域の農業を盛り立てたい」という感想がありました。
 また,法人からは「会社によくなじみ,熱心にメモを取り,勉強してくれた。社内ミーティングでも場の雰囲気作りをしてくれ,リードしてもらった。今後に期待している。」,「地元の後継者として若い人が就農してくれることを頼もしく思う。限られた期間の中で教えるのが難しかったが,人間関係も含め学ぶいい機会となったのではないかと思う。今後も地域農業の発展に寄与してほしい。」と激励の言葉をいただきました。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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宮城県農業大学校 先進農業体験学習終了式が開催されました

2021年10月19日 08時43分13秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 宮城県農業大学校の先進農業体験学習の終了式が,令和3年10月8日(金),亘理農業改良普及センターの会議室で開催されました。
 この先進農業体験学習は,農業大学校の1年生のカリキュラムで,9月6日から33日間実施され,水田経営学部,園芸学部,アグリビジネス学部の合計10人の学生が,管内9つの農場で研修に励みました。

 参加した学生からは「様々な知識を身につける良い機会となった」「体験学習後もオプションで研修を実施する」などの意欲的な声が,受入れ農家側からは,「地道な作業に熱心に取り組む姿が見られた」「卒業後は,我が社に就職して欲しい」などの温かな声が聞かれました。

 普及センターでは今後も,地域の担い手の確保・育成に努めていきます。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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農業大学校の先進農業体験学習終了式が開催されました

2021年10月14日 17時08分37秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 宮城県農業大学校の1年生2人が,9月6日(月)から10月8日(金)までの33日間,大河原農業改良普及センター管内の先進農業者2人のもとで先進農業体験学習を実施し,10月8日に大河原合同庁舎会議室において終了式が行われ、研修開始前と比べて一回り成長した学生の姿をみることができました。
 

 終了式には,学生のほか体験学習を受け入れた農業者の方も参加し,各人より体験学習の感想等について話をしてもらいました。学生からは「丁寧に教えていただいた」「これからの自分の勉強に生かしたい」などのお礼の言葉がありました。農業者からは「石拾いなどの地味な仕事もコツコツしっかりとやっていて頑張っていた」「真面目に頑張ってくれた。自分で仕事を考えてできるような人材になって欲しい」など,学生の頑張りに対する感謝やこれからの活躍に期待する言葉がありました。
 なお,今回初めて受け入れてもらった農業者の方には,宮城県より感謝状が贈られました。
 

11月26日(金)には農業大学校名取教場にて先進農業体験学習発表会が開催されます。

〈連絡先〉
宮城県大河原農業改良普及センター 地域農業第二班
 TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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JAみやぎ登米米山支部タマネギ部会栽培講習会が開催されました

2021年10月14日 10時29分35秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

   令和3年10月12日に,JAみやぎ登米米山支部タマネギ部会主催の栽培講習会が開催され,部会に所属する生産者14名が参加しました。

 普及センターからは,これまでの栽培状況の振り返りをもとに,農薬の使用時期や方法,排水対策の見直しについて説明しました。生産者からは,病害虫対策や,土づくりなどについて質問としてあげられ,対策方法を確認しました。

また,協友アグリ株式会社から農薬について,片倉コープアグリ株式会社から肥料について,それぞれ情報提供をいただきました。

たまねぎはこれから苗の定植時期を迎えます。講習会で共有した情報をもとに,さらに品質の良いたまねぎ生産が期待されます。

 

 

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班

〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 

 


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農業大学校の先進農業体験学習の終了式を行いました

2021年10月13日 15時58分50秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 

 宮城県農業大学校の先進農業体験学習終了式が,令和3年10月8日(金),宮城県仙台合同庁舎の会議室で開催されました。
 この先進農業体験学習は,農業大学校の1年生が,先進的農業経営者のもとで約1ヶ月間,農業の全般を学ぶ研修です。今年は園芸学部,アグリビジネス学部,畜産学部の合計11人の学生が,管内10ヵ所の農場で研修に励みました。
 参加した学生からは「農業の大変さだけでなく,『やりがい』を学んだ」「栽培技術だけでなく,社会に出て役立つ様々なことを学んだ」と意欲的な声が聞かれました。また,受入れ農家側からは,「始めは『大丈夫かな?』と心配だったが,地道な作業に熱心に取り組む姿が見られた」「体験学習をとおして,自分が何をやりたいのかを見つけてほしい」などと温かな声が聞かれました。
 
 普及センターでは今後も農業大学校と連携しながら,青年農業者の確保・育成に努めていきます。
 宮城県農業大学校について詳しくは下記URL(アドレス)をご覧ください。

 

 宮城県農業大学校ホームページ:https://www.pref.miyagi.jp/site/noudai/

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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きゅうりの相互視察研修会を開催しました

2021年10月12日 15時36分41秒 | ④園芸産地の育成・強化支援


 令和3年10月5日(火),継続的改善手法(SPDCA)に取り組むきゅうり生産者3戸及び1法人(栗原市志波姫・若柳地区)を対象に,栽培上のポイントを学ぶ相互視察研修会を開催しました。今年6月に開催した第1回視察研修では対象農家が各々のハウスを見ながら情報交換を行っており,今回は,さらなる生産意識向上と栽培技術習得を目的として,管内で高い技術力を持つ生産者2戸を視察しました。
 まず,各ハウスで生産者から作付状況について説明を受けた後,きゅうりの生育状況を見ながら,適期作業を行うための意識付けや効率的な管理方法,自分のハウス環境に合った品種選定などについて話がありました。
 参加者は自分の栽培管理と比較しながら,品種の特性や整枝・摘葉のタイミング等について,幅広く質問をし,有意義な相互視察研修会となりました。
 今回の視察を通じ,生産者が自らの栽培管理を見直す機会となり,気づきを得たことで,生産意識や栽培技術の向上が期待されます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-6144

 


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家族経営協定が締結されました

2021年10月12日 11時36分06秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和3年10月6日(水),水稲と野菜を栽培する仙台市の赤間敬さんのお宅で,家族経営協定締結式が行われました。

赤間さんは,後継者である士郎さんにも認定農業者として積極的に経営参画してほしいと,農業経営改善計画の認定を共同申請することとし,このたび敬さん御夫婦と後継者の士郎さんの3名で家族経営協定を結びました。

赤間さんの家では,以前から労働時間や給与について家族で話し合っていましたが,今回の家族経営協定締結により,営農や生活にかかる家族の目標のほか,役割分担などが明文化され,将来に向かって新たな一歩を踏み出すこととなりました。

 家族経営協定とは,農業経営や生活・将来の目標について家族みんなで話し合い,意欲とやりがいを持って農業を行うためのルールです。普及センターでは,家族経営協定締結の御相談をお受けしております。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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JA名取岩沼きゅうり促成栽培の講習会が開催されました!

2021年10月12日 09時25分39秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和3年10月5日に,JA名取岩沼ハウスきゅうり部会の促成きゅうり栽培講習会が開催され,16名の出席がありました。

 講習会では,埼玉原種育成会より,促成栽培の栽培管理や推奨する品種について説明があり,普及センターからは,CO₂施用の効果や使い方のポイント,初期コストについての説明を行いました。管内では,収量向上を図るために,CO₂施用を行っている生産者が増えており,さらなる普及が期待されています。

 普及センターでは,今後も関係機関と連携し,きゅうりの収量向上と安定生産に向けて,支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術斑

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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農業大学校の先進農業体験学習終了式が開催されました

2021年10月12日 09時16分17秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 9月6日から10月8日までの33日間,宮城県農業大学校1年生の先進農業体験学習が実施されました。美里地域では,地元出身者を含む5名が,先進的な農業経営を営む農業者のもとで研修しました。
 研修当初には,緊張からか不安な表情であった学生も,研修が進むにつれて明るく活き活きした表情に変わりました。10月8日の先進農業体験学習終了式では,表情が引き締まりたくましくなった姿が伺えました。
  終了式には,体験学習を受け入れた農業者の方も参加し,各人より体験学習の感想等について話をしていただきました。学生からは「農機具の整備や効率の良い農作業について教えていただき,将来農業を行う上で参考になりました。」「一生忘れられない貴重な経験ができました。学校に帰ってからの勉強に活かしていきたい。」などのお礼の言葉があり,農業者からは「学校とは違う環境での研修で戸惑いもあったと思うが,よく頑張っていた。」「この経験を活かし目標に向かって頑張って欲しい。」など,学生の頑張りに対する感謝やこれからの活躍に対する励ましの言葉がありました。
 普及センタ-では,これからも教育機関と連携して,新規就農を目指す志のある若者を支援して参ります。

 

                

学生からのお礼の言葉        研修の様子   


  <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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