宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

研修している経営体を学ぼう!農業大学校生が相互訪問しました。

2017年10月12日 16時22分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 宮城県農業大学校では,毎年一年生が県内の先進農家の経営を学ぶため,約1か月間の体験研修を実施しています。亘理管内でも7名の農大生が9月4日から10月6日まで33日間研修することから,普及センターでは「みやぎ農業未来塾」を開催し,研修先の経営体の取り組み概要を研修生が相互に説明する場を設け,農業経営に対する理解を深めようとしました。
 研修生は,事前に研修先の経営の特徴や課題を聞き取りした内容を他の研修生に説明し,その後に,他の研修生から質問を受け回答しました。質問では,自らが研修している経営体との比較した内容が多く,お互いの経営体に関心を示していました。
 また,研修の受け入れ農家は,必要な場合のみ補足することとしており,農家の方は,研修生を見守りながら他の研修生と一緒に説明を聞いていました。
 研修終了後には報告会が開催され,今回の成果を更に高めた発表が期待されます。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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新たな品目としてにんにくに取り組もう!~4Hクラブ員が青森県で研修~

2017年10月12日 15時24分57秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 9月27日(水)と28日(木)に,管内の若い農業者が新たな品目の栽培技術を学び自らの農業経営に生かすことを目的に,青森県におけるにんにく栽培の取り組みに関する研修会を開催しました。
 参加者は5名で,青森県産業技術センター野菜研究所では,にんにくの植え付け時の病害虫防除の方法や収穫後の乾燥調製について学ぶとともに,農産物加工研究所では,黒にんにくなどを加工する方法や機器の見学等を行いました。
 また,青森県三八地域農業普及振興室では,にんにくを栽培する際のポイントについて説明を受け,実際に栽培しているほ場を見学し,植え付け作業などを学びました。
 山元町の新規就農者である内藤さんは,にんにく栽培に取り組んで4年目になりますが,「研修に参加して,貴重な情報をたくさん得たことから,高品質なにんにく栽培に向けて更に一生懸命取り組みたい」と,にんにく栽培への熱意を高めていました。

<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 


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平成29年産宮城白石産ササニシキ復活プロジェクト新米試食会の開催

2017年10月11日 18時52分53秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年10月5日,白石市小原温泉「ホテルいずみや」において,新米ササニシキ試食会が開催されました。平成元年度に食味日本一となった白石市産ササニシキの復活を目指して,7名の栽培者で構成されるプロジェクトメンバ-が白石市の地方創生事業の支援を受けて行った取り組みの一つです。試食会には,市内を中心とした旅館,飲食店,郵便局等の関係者や一般消費者の計50名が招待され,今までの取り組みの経緯の説明の後に試食が行われました。

 栽培者によると今年の作柄は「平年よりも1俵少ないが品質は良好。」とのことで,試食に供された新米はササニシキの品種の特性が良く表れた香りや食味であり,出席者から大変好評でした。

 同プロジェクトは,昨年度から農家数5戸,栽培面積3.5haで取り組みが開始され,今年度は7戸6.5haへ取組が拡がりました。昨年度に同プロジェクトで生産されたササニシキは,食味分析コンクール都道府県代表お米選手権で特別優秀賞を受賞して大きく注目されました。

 普及センターでは,栽培農家の現地巡回を継続して実施しており,今後も実需者から高い評価が得られるように支援を行っていきます。

  
   現地指導        「試食メニュー」

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第1班
      TEL:0224-53-3219 FAX:0224-53-3138


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障がい者雇用による異業種法人の農産物生産

2017年10月11日 11時49分50秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 株式会社KDDIエボルバでは,東松島市に「幸(さち)満(み)つる郷(さと) KDDIエボルバ野蒜」という農産物栽培拠点を設け,平成29年5月より障がい者を雇用して営農を開始しています。このたび事務棟の完成に伴い,お披露目会が9月26日に開催されました。
 「幸満つる郷」は,東松島市より津波被災住宅跡地約3haを借受け,ブルーベリー,加工用トマト,サツマイモ,えだまめ,ベビーリーフ(鉄骨ハウス)等を栽培しています。今回新設された事務棟には,事務室,休憩室,研修室のほか,加工室も設けられており,将来ブルーベリーのジャムやサツマイモの加工品等も検討しています。
 KDDI会長やKDDIエボルバ社長からは,「障がい者を雇用して農業を始めたところであるが,農業は初めての取組であり,地域の農業法人や関係機関に多大な御協力をいただいている。雇用の人数も順次増やしていきたいと考えているので,今後ともよろしくお願いしたい。」とのあいさつがありました。
 普及センターでは,農福連携の推進を含めて,今後とも協力していきたいと考えています。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター
  TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999

 


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登米市で全共祝賀会が開催されました!!

2017年10月10日 18時24分47秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 9月7日から11日の5日間にわたって仙台市「夢メッセみやぎ」で開催された「第11回全国和牛能力共進会(全共)宮城大会」で宮城県を過去最高の団体4位に押し上げた登米市の出品者の功績を讃えるための祝賀会が市内「ホテルサンシャイン佐沼」で盛大に開催されました。
 第2区若雌の区で県勢としては史上初となる日本一に輝いた小野寺正人さん(迫町)をはじめ,優良牛を出品した8名に対し,市,JAなどから賞状や記念品が贈られました。
 登米市は県の代表牛29頭のうち、選りすぐりの9頭を送り込み,第6区の高等登録群で5位を,第7区,9区の短期肥育の区でも上位入賞を果たすなど県の躍進に大きく貢献しました。
 出品者代表として登米和牛育種組合長 高橋良さん(中田町)が謝辞を述べ,「これまで取り組んできた和牛改良が報われ,九州勢に近づいたことを確認した。大勢の人の協力でいいドラマが完成し,地元開催で快挙を成し遂げた。」と熱く語り,次期大会で更に上を目指すことを誓いました。
  5年後の全共鹿児島大会で全ての区で上位入賞,そして優等賞1席(日本一)を複数獲得という新たな目標をそれぞれ胸に抱き,終始和やかなムードが漂う中,喜びを分かち合いました。

        

 賞状及び記念品の授与      謝辞を述べる登米和牛育種組合長


<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター  先進技術班
 〒987-0511  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
         電話:0220-22-8603  FAX:0220-22-7522


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「収穫の秋に舌鼓!~JAあさひな新米試食会の開催~」

2017年10月10日 12時49分39秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  JAあさひなは,10月4日(水),本店研修室においてJA管内の黒川地域4市町村長や学校関係者,消費者ら約45人を招き,新米試食会を開催しました。  今回は,良質堆肥「郷の有機」を用いた特別栽培米の「ササニシキ」と「ひとめぼれ」,「つや姫」のほか,今年宮城県でプレデビューする「だて正夢」の計4品種が試食に供されました。   

  出席者からは,「炊飯釜の蓋を開けた瞬間の香しさ」や「色白でつやのあるご飯」,「噛むほどに甘みが口一杯に膨らむ」と,香り・つや・味3拍子揃った新米と好評を博しました。また,漬け物やしそ巻きなどのおかず,なめこや豆腐入りのお汁,デザートのいちごアイスは地元産食材を使用し提供されるなど,まさに,収穫の秋に黒川地域の味覚を堪能した1日となりました。

  普及センターでは,JAあさひなや生産者と一体となり,消費者に喜ばれる良質米生産を引き続き支援してまいります。

炊きがけの釜から よそわれる新米

出席者の試食の様子

 

〈連絡先〉                                 
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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JA南三陸果樹生産部会視察研修で仙台市農業園芸センターを訪問しました!

2017年10月06日 12時02分44秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 

 平成29年10月3日,JA南三陸果樹生産部会視察研修が開催され,仙台市農業園芸センターを訪問しました。

 仙台市農業園芸センターは,平成28年4月から仙台ターミナルビル株式会社と日比谷アメニス・日比谷花壇共同事業体が運営している仙台市の農業拠点施設です。

 今回視察した果樹園では,一年中摘み取りができる観光果樹園をコンセプトに,ブルーベリー,ぶどう,日本なし,いちじく,りんごを栽培しています。

 対応してくださった職員の方から,園内を案内していただき,品目ごとに説明をいただきました。参加者は自分でも栽培しているりんご,日本なしの実証試験の内容,使用している資材の入手方法や効果,肥料の量や施用時期などについて,熱心に質問を行っていました。

 現在の果樹経営をよりよくするためにちょっと何かを変えてみる,そんなきっかけ作りになった有意義な研修となりました。

 

 

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班

〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

TEL:0226-29-6041   FAX:0226-42-1672

E-MAIL: mynokai@pref.miyagi.lg.jp


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第3回本吉地区みやぎ農業未来塾を開催しました

2017年10月06日 10時43分32秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年10月4日に第3回本吉地区みやぎ農業未来塾を開催しました。

 今回は本吉地区4Hクラブ員を対象とし,6次産業化を実現している自然卵農園株式会社と集客力のある「南三陸さんさん商店街」を視察することで,今後の経営発展や販路拡大に資することを目的として開催しました。

 自然卵農園株式会社では加工部門のリーダーと,その家族である4Hクラブ員から経営概要や商品開発の工夫などの話をしていただきました。イチゴを生産しているクラブ員からは,「イチゴを使ったスイーツを開発できないか」,「商品の販路拡大にはどのような取り組みを行っているのか」といった質問が飛び交うなど,農産加工への刺激を受けていたようです。また同社が販売するプリンを試食させていただき,「味が濃厚でおいしい」と舌鼓を打っていました。未来塾終了後にも,「また買いに来たい」,「農産加工も面白そうな分野だ」などの感想も聞け,有意義な視察研修となりました。

 

 

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
TEL:0226-29-6041   FAX:0226-42-1672
E-MAIL:mynks@pref.miyagi.lg.jp


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直売所向け露地ギクの現地指導会が開催されました

2017年10月05日 19時03分10秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成29年9月7日に「あ・ら・伊達な道の駅」農産物出荷組合花卉部会が,露地ギクを栽培する部会員を対象に現地指導会を開催しました。同組合では,直売所へのキクの出荷量を増やすべく,露地ギク栽培に取り組む生産者を募って今春から精力的に栽培に取り組んでいます。参加者の多くがキク栽培初年度というなか,普及センターは「お盆出荷の振り返り」と「来春の採穂に向けた親株管理(冬越し)」について技術指導を行いました。
 1作が終了し,お盆の初出荷を経験した生産者のみなさんは,栽培に関するたくさんの疑問を持ち寄り,生産者同士で情報交換をするとともに,普及センターに対しては親株管理のほか,整枝や摘蕾,病害虫防除方法について多くの質問が寄せられました。熱心に精力的に挑戦する花卉部会員の方々の姿から,来年の出荷に向けて期待が高まる指導会となりました。

 

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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県育成りんご「サワールージュ」の果実販売イベントが開催されました

2017年10月05日 18時27分08秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 「サワールージュ」は,平成23年3月に品種登録された宮城県初のりんご品種で,鮮明な赤色に着色し,酸味が強いという特徴があります。アップルパイやタルト等のスイーツ,料理のつけ合わせ等に適しているほか,酸味の好きな方には生果で食べてもおいしい品種で,管内では仙台市や大郷町を中心に約15a栽培されています。
 平成29年10月1日(日)に仙台市太白区の秋保ワイナリーで,家庭での加工りんご利用促進を図るため,県農産園芸環境課主催で「サワールージュ」の果実販売イベントが開催されました。当日は,根白石果樹生産組合(仙台市泉区)の生産者による果実販売のほか,角田市の生産者による梨の販売も行われました。また,秋保ワイナリーの呼びかけにより,市内の様々な飲食店も出店され,多数の来客者で賑わいました。
 「サワールージュ」を試食した来客者からは,「酸味があっておいしい」,「さわやかな味がする」,「酸味があって加工に向いている」といった高い評価の声が聞かれ,用意した「サワールージュ」50kg程度は全て完売しました。
 果実販売イベントは,10月7日(土)に菜果好(気仙沼市),10月8日(日)にあぐりっこ金成(栗原市)でも開催される予定となっています。

  

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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