宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

キャベツ機械化一貫体系展示実証事業 ~~第1回現地検討会を開催しました~~

2013年08月21日 09時13分46秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 登米市のキャベツは平成17年に国の指定産地になり,「地中海キャベツ」ブランドで知られていますが,近年,作付面積が減少傾向にあります。その要因として,栽培農家の高齢化と作業が重労働であることが挙げられます。とりわけ中腰での収穫作業とほ場からの搬出作業が負担となっており,そのため省力化・軽労働化が大きな課題となっています。
 普及センターでは本年度,キャベツの機械移植・中耕培土や機械防除・機械収穫などの機械化一貫体系の実証展示事業に取り組むこととしており,8月9日,登米市米山町で現地検討会を開催し,実証展示ほ30㌃で「畝立同時施肥機」,「全自動機械移植機」を展示実証しました。検討会の3日前に降雨があり,検討会当日もにわか雨(1mm)に見舞われるなど劣悪な圃場状態でしたが,展示実証するとともに,機械作業の時間測定も無事に行うことができました。
 次回は9月上旬に中耕培土,11~12月ころに機械収穫の機械化一貫体系展示実証を予定しています。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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