宮城の農業普及現地活動情報

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大豆ほ場におけるクラスト防止対策として山形鎮圧輪(改良型)を利用した播種が行われました

2013年06月26日 09時41分51秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成25年6月16日に石巻市河北の中野生産組合が作付けする大豆ほ場のうち52aについて,クラスト(土膜)発生防止や出芽阻害防止のために,改良型の山形鎮圧輪を使用した播種が行われました。
 同組合では昨年作付けした大豆ほ場の一部でクラストが発生し,出芽がかなり阻害されたため,今回の鎮圧輪を試す運びとなったものです。
 山形鎮圧輪はじめトラクター,播種機など機械については,メーカーのデモ機を利用し行いました。播種機は3条でしたが,午前10時25分頃から始まり,およそ1時間後の午前11時30分頃には終了しました。生産者からは,思ったよりも作業時間が短いとの声が聞かれ,作業性については満足している様子でした。
 普及センターでは,今後,クラストの発生状況や大豆の出芽状況を確認する他,生育状況についても調査を行い,山形鎮圧の効果等について検証することにしています。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
 TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999
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