宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成27年度の加工トマトの栽培に向けて,栽培講習会が開催されました。

2015年02月26日 15時11分45秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
2月19日にJA加美よつば会議室においてJA加美よつば・JAいわでやま・JAあさひな合同の加工トマト栽培講習会が開催されました。関係者含めて40名程度の参加がありました。
 (株)渡辺採種場から「加工トマトの栽培方法について」説明があり,その後、コーミ(株)から「栽培のポイント」について説明されました。普及センターから実証ほの結果概要について以下のとおり情報提供しました。
①畝立て同時施肥機を使用し,その際の肥料については硫安と発酵鶏糞の基肥一発体系で,定植苗はピンで地上部を針金でとめた。実証試験の結果,試験区は慣行収量以上を確保できた。
②畝立て同時施肥機を使用しない場合,畝を立てる予定の場所に硫安と発酵鶏糞を施用して,畝立マルチをし,上記と同様に定植すると収量は確保される。
③マルチの上に水たまりがあると,水の雑菌により腐れ果が多くなり,減収の原因になるので,水たまりができないような「かまぼこ形畝」や「への字形畝」等の対応ができると腐れ果が少なくなる。
引き続き,普及センターでは現地実証等に取り組み,産地維持拡大に向けて支援してまいります。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 農業未来塾(POP作成講座... | トップ | 白石農産物直売所連絡協議会... »
最新の画像もっと見る

先進的技術に取り組む経営体の育成・支援」カテゴリの最新記事