宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA新みやぎあさひなりんご部会の現地検討会が開催されました

2024年06月11日 11時51分40秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 6月5日、JA新みやぎあさひなりんご部会の現地検討会が開催されました。

 当日は参加者の園地を巡回しながら、栽培管理や生育、病害虫の発生状況等の確認をみんなで行いました。今年の4月上中旬は比較的雨が少なく、気温も高めに経過しており、受粉の状況もよく、病気の発生は少なくなっています。凍霜害の被害も確認されませんでしたが、霧の影響で果面にサビが発生している品種もありました。害虫の発生状況については、果樹カメムシ類が確認されたり、ハダニ類が防除水準以上いるなど、害虫防除に注意が必要なことが分かり、次回の防除で使用する薬剤について、アドバイスを行いました。

普及センターでは、今後も引き続き防除や栽培管理指導を行い、果樹の安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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ワークショップ:果樹農家のグループトークを開催しました!

2024年06月11日 10時23分54秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年5月24日(金)に「果樹農家のグループトーク」を開催しました。このグループトークは、当普及センターが取り組んでいるプロジェクト課題「果樹産地の維持・発展に向けた若手果樹生産者を中心としたネットワーク構築」の活動として開催しました。

  グループトークでは、農繁期の労働力確保や園地引き受けの課題等について意見交換を行いました。参加者全員が若手果樹生産者で共通点が多かったため、お互いの意見に頷く様子が多くみられる和やかな意見交換となりました。また、ChatGPTのデモンストレーションも行い、参加者は生成AIの能力に興味津々な様子でした。

 6月21日には、若手果樹生産者を対象とした果樹の主要病害についての研修会を開催する予定です。普及センターでは、果樹産地の維持・発展に向け、引き続き若手果樹生産者への支援を続けてまいります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-313


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加工用ばれいしょ生産者決起集会で産地拡大を加速!

2024年06月11日 10時00分53秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年5月27日に、JAいしのまき主催のもと石巻地域で加工用ばれいしょ生産に取り組む農業法人や関係機関が一堂に会し、「100ha産地を目指す決起集会」が開催されました。 

 加工用ばれいしょを取り扱うカルビーポテト(株)からは栽培に関する情報、JAいしのまきからは「100ha産地」を目指す具体的な構想等の説明がありました。

 石巻普及センターからは本年度より発行を始めた「ポテト通信」による定期的な情報提供等を通して「加工用ばれいしょ産地としての発信の取組」を周知しました。

 生産は水田を利用した栽培が多いため、当所では特に排水や病害虫防除対策等の情報を提供し、この取組を支援しています。

 <連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班

        TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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大崎地域「畑わさび」栽培現地検討会を開催しました

2024年06月11日 09時43分11秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 わさびの消費量は近年海外で急増していますが、国内では西日本の産地を中心に温暖化による気温上昇等で生産量が減少し、深刻な原料不足となっています。

 このため、夏季冷涼な東北地域での生産拡大が期待されていることを受け、大崎農業改良普及センターでは、令和4年度からわさび加工メーカーの金印株式会社(名古屋市)と連携して栽培実証ほ場を設置し、わさび栽培の普及に取り組んできました。

 この結果、6月下旬に初収穫を迎えることになったため、令和6年6月7日に関心の高い農業者を集めた現地検討会を開催しました。加美町の実証ほ場では、昨夏の猛暑にも関わらず順調に生育しており、実際にわさびの株を引き抜いて収穫調整のデモンストレーションを行いました。参加者は、初めて見る畑わさび栽培に関心も高く、栽培に意欲的な発言も聞かれ、今後のさらなる普及拡大が期待される検討会となりました。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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刈取前の麦類現地検討会が開催されました

2024年06月11日 09時35分55秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年5月23日、24日及び29日にJAいしのまき主催の麦類現地検討会が3地区で開催されました。

 石巻地区、河南地区、河北地区それぞれで麦の刈取適期と今後の管理について検討を行いました。今年も気温が高く、麦の生育は平年より早く推移しているため、適期を逃さぬように収穫をすることが大変重要となります。麦の収穫時期は雨が多く、刈取適期はごく短期間に限られるため、参加者は、麦の生育を確かめ、高品質な麦の生産に向けて刈取の予定を確認していました。

 国内産志向の高まりから麦類の需要は増加しており、管内の生産面積も拡大しています。普及センターはこれからも高品質麦の生産を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 

 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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大豆栽培講習会が開催されました

2024年06月11日 09時32分53秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年5月22日にJAいしのまき情報センターにおいて、JAいしのまき主催の大豆栽培講習会が開催され、生産者やJAの営農指導員ら関係者約30人が参加しました。初めにJA全農みやぎより宮城県の大豆情勢として、世界の大豆は生産量、消費量ともに増加しており、国内では国産大豆の需要が高まっているとの説明がありました。当普及センターからは、令和5年度は高温乾燥により品質が低下したことや、令和6年産のは種や施肥、中耕培土、病害虫及び雑草防除のそれぞれのポイントを説明しました。

 普及センターでは、管内で生産される大豆や大豆種子の高位安定生産を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 

 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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「幻のメロン クールボジャ」の出荷が始まりました。

2024年06月11日 09時05分43秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年6月8日から、農事組合法人林ライスで栽培されてきた岩沼市特産「幻のメロン クールボジャ」の出荷が始まりました。市内の旧相野釜ハウス園芸組合の組合長から技術継承を受け、2度目の収穫となります。

 4月上旬から定植を行い、組合員一丸となって整枝、芯止め、ミツバチによる交配・着果、病害虫防除などの丁寧な栽培管理を行ってきました。これまで一部で株枯れ症状の発生がありましたが、かん水管理の見直しなどを行いながら対応してきました。

 販売は予約販売のみで、今年度は作付面積を倍増したものの既に5月中には予定数量に達し、現在のところ新たな注文はお断りしている状況です。今後も糖度確認を行いながら、6月下旬にかけて収穫、箱詰め、発送作業が行われます。

 普及センターでは、これまでの栽培管理の内容をとりまとめ、次作に向けた改善点などについて引き続き支援していきます。

 

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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