宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農産物直売所「あぐりっこ金成」で店づくり・商品づくり研修会(第1回)が開催されました。

2016年08月18日 11時04分20秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 平成28年7月6日に,農産物直売所「あぐりっこ金成」で,施設を運営する金成農産加工施設利用組合の役員を対象に,魅力ある店づくりや商品づくりについて学ぶ研修会を開催しました。
 「あぐりっこ金成」は平成13年に農産加工施設と直売所を併設してオープン,今年で15年目になります。農産物の生産振興や地域活性化に向けた拠点として欠かせない施設ですが,近年の集客は伸び悩んでいます。そこで,普及センターでは,岩手志援株式会社の鈴木勝美代表取締役を講師としてお招きし,より魅力ある店づくり・商品づくりを目指すための研修会を今年度3回開催することとしました。
 今回の研修会は,「コンセプトを大切にした,店づくり・商品づくり」を主題に開催しました。鈴木講師からは,産直施設が抱える「お客様や生産者の高齢化」,「売り上げの減少」といった問題・課題と対応策についての説明と合わせ,「あぐりっこ金成」に対する具体的な助言をいただきました。
 今後は,講師の提言を受けて,店舗や商品をどのように改善していくか役員会等を通じて話し合っていく予定です。


<研修会の様子>

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437    FAX:0228-22-6144

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JA栗っこ花き部会の輪ギク現地検討会が開催されました。

2016年08月18日 10時54分27秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成28年7月21日に,JA栗っこ花き部会の輪ギク現地検討会が栗原市一迫地区で開催され,約10名が参加しました。
 JA栗っこ花き部会は,生産技術の高位平準化,品質の均一化を図るため,今年3月に新たに設立されました。部会員は一迫地区の輪ギク生産農家が多く,現地検討会では各部会員のほ場で輪ギクの生育状況を確認しつつ,栽培技術等について活発に意見交換が行われました。また,JA担当者から全国及び宮城県での花き販売の情勢や,県外の輪ギク産地の情報について,普及センターからは,キク白さび病の県内の発生状況と適期防除について説明しました。
 今後,JA栗っこ花き部会では視察研修会や現地検討会を通じて栽培技術を向上させ,高品質な切り花の生産に取り組んでいく予定です。


<現地検討会の様子>

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437    FAX:0228-22-6144

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農業簿記の基礎を学ぶ

2016年08月18日 10時39分43秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成28年7月4日,8日,11日,15日の4回にわたり,栗原農業改良普及センターでは,新規就農者等を対象にした農業簿記基礎講座を開催しました。
 この講座は,経営管理を完成する上で必要な複式簿記に基づいた決算書を作成するため,日々の仕訳や勘定科目の考え方,そして決算に至る手順について手書きによる帳票作成の実習を行い,複式簿記の基礎を学ぶものです。
 受講者は,代表的な仕訳について用意された例題を見ながら,振替伝票綴りにカーボン用紙を挟んで記入し,元帳への転記を繰り返して,残高試算表の作成へと進み,さらには決算修正を経て精算表を作るといった作業を根気強く行いました。
 受講者は,貸方と借方の区別がつかず悩んだり,伝票の記入する箇所がわからずに普及センターの職員に聞いたりする場面もありましたが,参加した約30名のほとんど全員が毎回出席して,決算書の作成までを体験しています。
 受講者からはさらに,パソコン簿記にも挑戦したいという声も出ており,より良い経営管理に向けた意欲が伺われました。





<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144

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