宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗原での園芸振興の一助に~「栗原農業士会」先進事例視察研修会開催~

2016年08月01日 16時59分31秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成28年7月12日(火)~13日(水)に,栗原農業士会(会長:大内一也,会員24名)による平成28年度先進事例視察研修会が開催されました。
  本研修会は,農業経営の優良事例や先進技術などを学習し,会員の資質向上を図ることを目的に開催しており,今回は栗原地域での園芸振興も念頭に最新の種苗情報やトマトでの体験型観光の取組事例について研修しました。
  1日目は,株式会社JRとまとランドいわきファームのトマト栽培ハウス,株式会社ワンダーファームのトマト加工工場(福島県いわき市)を視察しました。
 養液栽培や今後本格化する収穫体験の取組,加工販売の状況について話を伺い,直売所やレストラン事業なども含め体験型観光による交流人口拡大を目指す取組を学びました。
  2日目は,タキイ種苗株式会社茨城研究農場(茨城県稲敷郡河内町)を訪問し,「農場研修会(オープンデー形式)」に参加しました。
 タキイ創業180周年を記念した野菜種苗等に関する研修会で,野菜品種展示や室内講習会,試食,資材展示などが行われ,農業士は各自興味のある展示ブースを見学し,品種の特徴や栽培方法などについて説明を受けました。
 また,室内講習会では「形」「色」「大きさ」「美味しさ」で特徴のある野菜品種とその栽培のポイントについて紹介があり,栗原での園芸振興の素材やヒントを見聞する良い機会となりました。
  地域での園芸振興や農業と観光の連携を考えていく上で参考になるとともに,農業士間の懇親もさらに深まる研修となりました。

<トマト栽培ハウスの視察(いわき市)>


<タキイ種苗農場研修会(茨城研究農場)>

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144

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JA栗っこズッキーニ部会が現地検討会を実施

2016年08月01日 16時53分12秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成28年7月6日,7日,8日の3日間,JA栗っこズッキーニ部会による現地検討会が行われました。
 ズッキーニの生産拡大を図り,今後5年間で販売額1億円の産地化を目指しているJA栗っこの管内では,平成27年に生産者が前年の50人から70人へと増えましたが,それに伴い新規栽培者の栽培技術向上や,出荷規格の順守などの課題も出てきています。
 今回の現地検討会は部会員の栽培技術や選別の向上を目的に,3地区で実施されました。
 参加者は各地区の集荷場に集まり,A品とB品の出荷規格について確認した後,現地ほ場へ移動し,収穫開始から中盤までのほ場を見ながら生育状況や栽培管理について検討しました。現地検討では普及センターや地元の農業資材販売会社から栽培管理の指導を行うとともに,追肥のタイミングや,強風対策である支柱の立て方などの情報交換が行われました。
 現在,栗原市内ではズッキーニの出荷が最盛期を迎えています。皆様もお近くのスーパーや栗原市内の農産物直売所にてぜひ栗原産ズッキーニをお買い求めいただき,ご家庭で召し上がってみてください。
 なお,“ズッキーニはどんなふうに料理するの?”ということを知りたい方は,普及センターのホームページに「ズッキーニレシピ集」を掲載していますのでぜひご覧ください。
「ズッキーニレシピ集」
 http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nh-khsgsin-n/zukkinirecipes.html




<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-6144

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ズッキーニ生産拡大と料理フェアについて知事を表敬訪問!

2016年08月01日 16時19分11秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成28年7月4日(月)に栗原市長並びに栗っこ農業協同組合組合長が県庁に村井知事を表敬訪問し,販売額1億円を目指す栗原市のズッキーニ生産拡大の取組と,この日から栗原市内飲食店及び県庁2階食堂で実施する「くりはらズッキーニウィーク」(ズッキーニを使用した料理フェア)について紹介しました。
 この表敬訪問では,ズッキーニの特徴や栽培についての説明,ズッキーニ創作ダンスの披露,ズッキーニ料理の試食提供も行われました。
 村井知事からは,自分もズッキーニが好きで家庭でも食べていることや,ズッキーニの産地化を通して栗原地域の園芸の競争力が強化されることへの期待について話され,終始和やかな雰囲気での表敬訪問となりました。
 この表敬訪問は2つのテレビ局のニュース番組と1社の新聞記事にて報道され,栗原産ズッキーニと「くりはらズッキーニウィーク」を県内に広くPRすることができました。




<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-6144

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角田市農村生活研究グループ連絡協議会が料理講習会を開催しました

2016年08月01日 15時59分20秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
平成28年7月21日角田市総合保健福祉センターにおいて,角田市農村生活研究グループ連絡協議会は地域資源活用のための料理講習会を開催しました。会員と事務局,合わせて12名が参加しました。
普及センター職員が講師となり,旬のトマトによる「トマトソース」の作り方を学習しました。今回のソースベースは,使用目的に応じて味付けできるように塩こしょうのみとした,トマトの旨味を重視したものです。
会員は和気あいあいと,下ごしらえから裏ごし・煮詰と手際よく工程を進め品質のよいソースができあがりました。このトマトソースは,仙南地区の生活研究グループ活動交流会(あぐりロマンレディース仙南)に出品する予定です。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域第二班
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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旬の市七ヶ宿出荷組合が視察研修会を開催しました

2016年08月01日 13時03分04秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
    


 7月27日七ヶ宿町の直売所「旬の市七ヶ宿」の出荷組合員ら20名が,宮城県農業・園芸総合研究所を視察しました。野菜・果樹・花き研究チームの試験ほ場を見学し,取り組んでいる研究の概要を聞きました。
午後は普及センターが,同研究所内で「旬の市をもっと良くするための研修会」を開催しました。旬の市の月別農産物出荷品目のデータをもとに,直売所の売上アップをめざした提案を行いました。
特にお客様へ生産者の思いを伝えること,そのためのツールとしてPOP等を活用し,魅力ある売場づくりに出荷者一人ひとりが関わることが重要であることを説明しました。
また,ブランド化を目指す「雪室仕込み」のじゃがいもを試食したところ,組合員らから甘みの強さに驚きの声が上がりました。「今日聞いたことを参考にPRを進めたい」,「できることから取り組んでいきたい」という感想が寄せられました。
普及センターは「旬の市七ヶ宿」の活性化を重点課題とし,売上倍増や雪室農産物のブランド化を支援しています。


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班   
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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仙南地区生活研究グループが丸森町で研修会開催

2016年08月01日 09時40分41秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 7月12日丸森町を会場に,仙南地区生活研究グループ連絡協議会が移動研修会を開催しました。移動研修会は,会員の地域理解と今後の活動に活かすため,各市町の持ち回りで行われています。今年は丸森町を会場に開催され,管内市町生活研究グループの役員と関係機関の職員,合わせて27名が参加しました。

 午前の部は,米粉麺を製造するマルコー食品株式会社を視察しました。同社は宮城県産米粉を原料とした米粉麺を製造しており,その特徴と製造方法について説明を聞き,米粉麺の味を堪能しました。

 午後の部は,丸森町生活研究グループが取り組むシルク和紙の紙漉きと工作を体験しました。シルク和紙は,丸森町特産のシルクと桑の枝を活用したものです。

参加した会員から「米粉の利用について今後の活動の参考になった」,「シルク和紙の体験が新鮮だった」等の意見が聞かれ,充実した研修会となりました。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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