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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙南地域農業普及活動の検討会を開催しました。

2016年02月15日 17時25分38秒 | その他

 去る2月8日に平成27年度に取り組んだ普及課題についての報告と仙南地域における今後の普及事業のあり方について検討するために,消費者、関係機関の代表等外部の有識者4名が参加して普及活動の検討会を開催しました。

 

 今回は,今年度完了するプロジェクト課題の中から「①安全な仙南農産物生産による地域農業の再生」「②土地利用型新規設立法人の経営安定化」「③集落営農組織の農業生産法人化」「④地域特産野菜の生産安定化」「⑤繁殖農家の飼養管理技術の向上」の5テーマの課題の活動実績についての説明と,併せて地域普及指導方針(平成28~32年度)及び平成28年度の普及指導計画(案)の概要を説明しました。

 

 参加した委員からは,「集落営農を法人化した場合,収益向上のための作目が適切なのか,専門的な見地から設立時から関わりながらご指導いただきたい」「放射性セシウムの吸収抑制対策について各市町で悩んでいるので,適時ご指導いただきたい。」「イネ中心の法人の所得確保のため機械利用が可能な園芸について指導をお願いしたい」「生産者が農産物の加工で試行錯誤しているので加工のノウハウを普及センターから教えて欲しい」「基本方針に農家の所得向上等の文言がないので記載して欲しい」「水稲直播について農協でも推し進めていきたいので指導・連携をお願いしたい」などの貴重な意見が出されました。

当普及センターでは、地域の現状を踏まえ今回出された意見や要望を参考に、今後も普及活動に取り組んでいきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 

       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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平成28年度「村田ファーミーズ」の総会,研修会が開催されました

2016年02月15日 17時24分09秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成28年1月27日(水)に,道の駅「村田」に出荷している生産者団体「村田ファーミーズの総会および研修会が開催されました。
 村田ファーミーズは会員115名が,直売活動を続けています。昨年度は,天候不順により生産物の出荷が心配されていましたが,各種イベントの開催等会員の協力のもと,主力品目のスイートコーン「味来」等が順調に売上を伸ばし,道の駅における「村田ファーミーズ」の生産物販売額は,過去最高の1億4千百万円となりました。
 総会に先立ち,長年会へ貢献された会員5名の表彰式が行われました。
  総会には,会員および来賓として,村田町,JAみやぎ仙南,普及センターが出席しました。総会では,平成27年度事業・決算報告,平成28年度事業・収支計画(案)が審議され,原案どおり承認されました。
 総会後,研修会が行われ,(株)渡辺採種場から「野菜栽培について」,住友化学(株)から「農薬使用についての注意事項と園芸農薬の紹介」について講義を受けました。会員からは,今後の生産活動に役立てたいと,秋まき野菜の追肥の時期やニンジンの肥培管理などの質問が積極的に出されました。
 平成28年度,道の駅「村田」では,手狭になっていた駐車場が拡張され,駐車場内にはテナントが出店する予定で,多くの集客が見込まれています。会では,安全・安心な農産物を消費者に届けるため,今年度は栽培記録の提出を徹底することとしています。
 普及センターでは,関係機関と連携を図り,これからも直売所活動への支援を続けて参ります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3519  FAX:0224-53-3138


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色麻町えごま栽培推進協議会の視察研修が開催されました

2016年02月15日 10時37分07秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 色麻町では,昔から自家用に「えごま」が栽培されてきました。町では地域特例作物としてえごまの生産振興を図っており,集落営農組織を中心に25ha(平成27年度)が生産されています。また,町内の直売所等では油やドレッシング等の加工品が販売されています。
 色麻町えごま栽培推進協議会(えごま生産者及び町,普及センター等で構成)では,えごま栽培技術の習得,品質及び生産性の向上を図るため,現地検討会や生育調査を行っており,去る平成28年2月2日には,岩手県盛岡市の(株)浅沼醤油店と同社直売施設を視察しました。(株)浅沼醤油店は,えごま発酵調味料及びその製造方法で特許を取得しており,色麻町産業開発公社は,同社にエゴマ醤油の醸造を委託しています。
 今回の視察研修では,工場における衛生管理が徹底していることに参加者からは驚きの声が上がり,色麻町で生産したえごまが加工される製造工程を見学することで,生産物への責任を自覚し,えごまの魅力を再発見する良い機会となりました。 
 普及センターでは,引き続き関係機関と連携したえごまの生産振興を関係機関と連携し支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター   
  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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