南三陸町の在郷地区では,災害復旧工事で整備される畑地において,ねぎの作付が計画されています。普及センターではこれまで,山土が客土された農地での試験栽培や,担い手となる営農組合の設立支援など,今年度からの営農開始に向けた準備を行ってきたところです。
平成27年5月中旬には一部の水田で工事が完了し,在郷地区では震災後初の田植えが行われました。続く5月末に畑地の一部も完了したことから,組合員が協力して急ピッチでうね立てや施肥作業を行い,6月3日にねぎの定植を実施しました。
復旧工事で客土された土壌には軟岩が多量に含まれ,栄養分もほとんどないことから,当初は組合員も作付意欲が消沈しかけていました。しかし,関係機関が一体となった最大限の土壌改良対策の実施や,施設・機械の導入支援,試験栽培の成功等により,組合員も改めて奮起し,作付することができました。
今後,復旧農地で安定した出荷量を確保し,南三陸町で拡大が続くねぎ産地の一翼が担えるよう,支援を継続していきます。
<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
電話 0226-29-6044
平成27年5月中旬には一部の水田で工事が完了し,在郷地区では震災後初の田植えが行われました。続く5月末に畑地の一部も完了したことから,組合員が協力して急ピッチでうね立てや施肥作業を行い,6月3日にねぎの定植を実施しました。
復旧工事で客土された土壌には軟岩が多量に含まれ,栄養分もほとんどないことから,当初は組合員も作付意欲が消沈しかけていました。しかし,関係機関が一体となった最大限の土壌改良対策の実施や,施設・機械の導入支援,試験栽培の成功等により,組合員も改めて奮起し,作付することができました。
今後,復旧農地で安定した出荷量を確保し,南三陸町で拡大が続くねぎ産地の一翼が担えるよう,支援を継続していきます。
<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
電話 0226-29-6044